2023年05月30日

少しずつ赤へ

現在、水族館1階水生昆虫水槽では「タイコウチ」の成体と共に槽内で産んだ卵を展示していて、

水槽内の土壁に約10卵あります

 

しかし、卵は土壁の中に埋まっているので全貌は見えません。

 

こで今回は卵の全貌をご紹介します。

 

卵は米粒のような形で、

大きさは約3~4mmで全体的に白色です。

 

卵の上部には毛のようなものが生えていて、

これは卵に酸素を取り込むための器官です。

 

卵の色は孵化が近づくにつれてだんだん赤色に変化し、

孵化直前になると幼虫の眼が透けて見えるようになります。

 

バックヤードには産卵から約20日経過したものがあり、

現在うすい赤色に変化してきました。

 

今後の様子は、その都度ブログで紹介したいと思いますのでお楽しみに。

 

飼育スタッフ    山﨑