オタマの成長
以前から紹介しているヤマアカガエルのオタマジャクシですが、現在もすくすく成長しています。
自然界では微生物や藻類をはじめ、動物の死骸なども食べる雑食性ですが、水族館では植物性の餌を中心に与えています。
孵化から1か月ほどで大きいものだと全長約3cmまで成長し、顔つきも少し変わってきました。
同じ卵塊の個体同士でも、餌をうまく食べられるかどうかでかなり大きさに違いが出てくるので、
成長させるうえでいかに餌が重要になるかが分かります。
引き続き、成長に合わせて紹介するのでお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
アユを守れ!
先日、水族館の外池にアユを約6500匹搬入しました。
しかし、
毎年この時期になると外池のアユ
水族館ではサギ用の網やロ
毎回網などを上手くすり抜
そこで今回はテグスと呼ばれる黒い糸を外池
今回こそ上手くいってくれる
飼育スタッフ西中
マイクロアクアリウムコーナーリニューアル①
2017年9月9日から始まったマミズクラゲの連続展示記録は、本日で961日目となっています。
水族館のバックヤードでは150匹以上のマミズクラゲが展示の出番を待っています。
さて、来たる連続展示記録1000日の節目に向けてとある準備をしています。
それは、マミズクラゲを展示している「マイクロアクアリウムコーナー」のリニューアルです。
マミズクラゲやプランクトンの生態を分かりやすくお伝えできるコーナーになる予定なので、ご期待下さい。
少しずつですが、リニューアルの進行状況をブログに載せていきますので、そちらもお楽しみに。
飼育スタッフ 西中
新しい展示に向けて
現在、新たな展示に向けて新しい水槽台を作成中です。
新しい水槽台は高さと横幅が約1.8mあるため、大きな木材を運んだり、台の上に登ってネジを打ったりとかなり大掛かりな作業です。
また、水を入れた水槽を設置するので、パイプの繋ぎ目や濾過槽から水もれしないように厳重にチェックし、水がうまく循環するように配管を考えます。
水槽裏の配管部分。
水がうまく循環しないと、水が汚れやすくなり、生き物が弱ってしまうので配管は水槽台を作るうえで一番大事な作業です。
水槽に水を入れて、循環させてみると大きな水漏れはなくうまく水が回ってくれたので、ホッとしました。
まだまだ作業は残っているので、ケガをしないように気を付けながら頑張ります。
完成が待ち遠しい!
飼育スタッフ鷲雄
小さなアユがきた!
6月頃から山梨県でのアユ釣り解禁に先駆け、
水族館では本日アユの搬入を行いました。
まだまだ体長7センチほどの稚アユですが、
数6,500匹が群れて泳ぐと圧巻です。
アユは縄張り争いをする魚で有名ですが、稚アユとよばれる頃はたくさんの数で群れて外敵から身を守ります。
現在は臨時閉館中ですが、開館した際に外池のアユをご覧ください。
また、搬入の様子は当館公式のインスタグラムでご覧になれます。
飼育スタッフ 山﨑
ホトケドジョウの季節です。
今年もホトケドジョウの繁殖期が近づいてきました。バックヤードでも繁殖に向けて準備を進めています。
去年と同じように手作りのホトケドジョウ専用採卵容器を使って卵を回収する予定です。
去年はたくさん卵を産んでくれましたが、産まれたての稚魚に餌をうまく食べさせる事ができなかったので、
今年は餌に一工夫していきます。
産卵が始まったら、またお知らせしますのでお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
森の中の苔ツアー
4月後半に入り、水族館の周りは緑が生い茂るようになりました。
どこからともなく生えてくる植物たちの生命力には毎回驚かされます。
そんな植物の中から今回は、コケ植物を紹介します。
大抵のコケ植物は湿度と少しの光があれば元気に生えてくるので、レイアウト素材としてとても重宝されています。
水族館でも展示水槽の擬岩に乗せたり、細かく刻んだコケを土と一緒に混ぜて水槽の壁にくっつけたりしています。
どこにでも根付いてくれるコケ植物ですが、垂直に立てられたパイプから生えているのを見かけた時は流石に驚きました。
植物の生命力は凄いなと感心してしまいました。
飼育スタッフ 一見
岸辺で日光浴
ある日、岸辺の魚水槽の桟橋の上を見るとミシシッピアカミミガメが日光浴をしていました。
冬の寒い時期は水槽の底のほうに潜ってしまい中々姿を見せてくれませんでしたが、
最近は日光浴をしていたり、水槽内を泳ぎ回っている姿をよく見かけます。
春になり、少しずつ体を動かしているカメを見て、私も辞めていたランニングを始めようかなと思いました。
飼育スタッフ 鷲雄
小さな生き物
今週の初めに雪が降り路肩にはまだその雪が残っている状態ですが
ヤマザクラの仲間は順々に咲き始めています。
また地面をよく見
ぴょんぴょん跳ねる虫を見かけます。
これはバッタの仲
体の大きさは10mmほどしかありません。
新緑の季節
見つけ次第に
飼育スタッフ 山﨑
マミズクラゲの新たな試み①
昨日、4月も中旬だというのに雪が降り、水族館の周りはすっかり雪景色になりました。
やっと開き始めた桜のつぼみも雪で覆われ、なんとも不思議な光景です。
水族館のバックヤードにいるマミズクラゲは普段ガラスコップで飼育をしています。
生まれたての時はガラスコップに30匹以上入れても問題ないのですが、
サイズが大きくなるにつれてガラスコップに入れる数を減らしていかないと窮屈になり、成長が止まってしまいます。
しかし、今回稚クラゲが思った以上に生まれたため、
大きなマミズクラゲがガラスコップに収まらなくなってしまいました。
そこで新たな試みとして、一部をガラスコップから少し大きなプラスチックケースに切り替えて飼育を始めました。
プラスチックケースに移したクラゲたちの様子はまたブログにてご紹介します。
飼育スタッフ 西中