共存はできるか
先日、今年初めてのホトケドジョウの調査に行きました。
過去の台風やそれによる護岸整備で大きく川の環境が変わってしまった為か、生き物の捕獲数がかなり減りました。
採れた種数は例年と変わりませんでしたが、
身を隠す場所となる草木が減ることの重大性を痛感しました。

人々が住みやすいように川の護岸整備などはとても大事なことですが、
どうすれば人々と生き物の共存ができるかと考えさせられました。
目的のホトケドジョウは無事に見つけることができました。
2センチ程の稚魚も見つけることができ、
この場所での繁殖が行われているようで安心しました。

飼育スタッフ 山﨑
コンゴテトラ
現在開催中の企画展「~君はどんな色が好き?~カラフルな生き物展」から今回は「コンゴテトラ」をご紹介します。
コンゴテトラはアフリカ原産の熱帯魚で7cm程まで成長し、ショップなどでよく見かける熱帯魚の中では中型の種類です。
体色がメタリックなグリーンからイエローに輝いて、とても美しい種類です。

また、オスのヒレが長く水中をたなびかせて泳ぐ姿は目を見張るものがあります。
水族館では中型の水槽で展示していますが、
大型の水槽で水草と一緒に飼育出来たらもっと見応えがでそうなので、今後は熱帯魚コーナーでもチャレンジしてみたいです。

飼育スタッフ 鷲雄
パネル完成まであと1か月
2月1日(月)に特別展のパネル作りについてご紹介しましたが、
現在は情報集めが終わり、書く内容を取捨選択しながらパネルの作成を進めています。
どこに写真を入れれば見やすくなるかなど、パネルを見る人の立場になって考えています。
また、次回開催予定の特別展パネルは開館から現在までの水族館の歴史を振り返る内容になっているのでお楽しみに。
展示内容についてはまた後日お知らせします。

完成予定まであと1か月を切っているので、頑張って進めていきます。
飼育スタッフ 西中
今日のアカハライモリ⑭
水族館で生まれた“アカハライモリの幼体”は、順調に成長しています。
アカハライモリは上陸してから暫くの間陸上生活をしますが、成長するにつれて再び水中生活へ戻る習性があります。
そこで、今回は飼育環境を湿らせたマットから水深の浅い水場へ変更しました。

切り替えの際に水を嫌がるケースが多いのですが、そんなそぶりを見せなかったので安心しました。
今後は、溺れないか確認しながら徐々に水深を上げていこうと思います。
飼育スタッフ 一見
ワカサギの遡上
先日、河口湖のとある川にワカサギの遡上を観察しに行きました。
2009年から毎年、その川では遡上や産卵が確認されているようで、春の風情の一部となっています。


遡上個体や卵の採取は禁止されているので持ち帰ることはできませんが、何万匹と集まったワカサギの遡上を見ると春を感じられます。
なかなか見ることのできない光景に、私も感動しました。
孵化の始まり
2月26日(金)に紹介した「ナガレタゴガエルの卵塊」ですが、ついに孵化が始まりました。

生まれたてのオタマジャクシは眼が未発達で、エラが外にはみ出しています。


今回はそれだけではなく、未受精卵だと思われていた別の卵塊も、発生が遅れていただけでしっかり受精していました。

これで今年もたくさんのオタマジャクシが孵化してくれるので一安心です。
飼育スタッフ 古根川
もうすぐ春が来る
水族館1階で展示している水草水槽のアゼに、今年もタンポポの花が咲きました。
普段は葉っぱや苔の緑一色のアゼですが、そこにタンポポの黄色があるだけで華やかなレイアウトに見えます。

展示しているニホンイシガメも2月に比べてアゼに登る頻度が増えてきています。
春がだんだん近づいてきているなと実感する水草水槽の小さな変化でした。
飼育スタッフ 一見
マミズクラゲ飼育話⑪
水族館では河口湖、愛知県の防火水槽をはじめとする様々な地点のマミズクラゲのポリプを飼育しています。
ポリプは水温が高くなると稚クラゲを排出しますが、
今回新たに飼育を始めたポリプは通常よりもかなり低い温度で稚クラゲが生まれてきました。
ポリプの飼育を始めて6年くらい経ちますが、
こんなに低い温度で稚クラゲが生まれてくるのは初めての事だったので、かなり驚きました。
この地点のポリプのデータをしっかりと取って今後の飼育と研究に生かしていきます。

飼育スタッフ 西中
啓蟄
毎年3月6日頃は「啓蟄(けいちつ)」と呼ばれ、暖かくなって生き物が土の中から出てくる時期を迎えます。
この時期から冬眠をしていた生き物が目を覚まし、活動を始めていきます。
バックヤードで飼育していたタガメも冬眠から目覚め始め、少しずつ餌を食べ始めるようになりました。


そして、少しずつ時間をかけながら日照時間や水温の変動をさせて、産卵の準備に入ります。
今年もタガメを展示できるように、個体数の維持管理を頑張ります。
飼育スタッフ 山﨑
赤い熱帯魚
現在開催中の「~君はどんな色が好き?~カラフルな生き物展」から、
今回は「グローライトテトラ」と「レッドテトラ」をご紹介します。
どちらもショップなどでもよく見かけるポピュラーな熱帯魚です。
グローライトテトラは体の中央にオレンジ色のラインが入っているのに対し、レッドテトラは熱帯魚の中では小型で、全身が赤色をしているのが特徴的です。

グローライトテトラ レッドテトラ
どちらも赤系の色をしているので、今回の企画展では一緒に展示をしてみました。
水草の緑と赤系の体色がマッチしてとてもきれいな水槽になったので、ぜひご覧ください。
飼育スタッフ 鷲雄

