2020年10月31日

秋真っ盛り!

秋が深まり、さかな公園の木々も本格的に紅葉してきました。

 

赤色や黄色に染まった公園を散歩していると、空気も澄んでいてとても癒されます。

 

ですが、もうすぐ厳しい冬がやってくると思うと少し寂しい気持ちにもなります。

冬の足音が聞こえる

 

紅葉の季節は短いですが、思う存分味わいたいです。

飼育スタッフ 鷲雄

2020年10月30日

まだまだ夏が味わえる!?

先週紹介した夏鳥たちは

投稿した2日後から鳴き声が全く聞こえなくなりました。

どうやら暖かい地域へ帰ったようです。

 

いよいよ冬鳥の季節かと思いながらさかな公園内を歩いていると、

頭にどんぐりが落ちてきました。

落ちてきた方を見ると、ニホンリスを確認することができました。

 

そのニホンリスをよく見るとまだまだ夏毛ですが、

11月から12月にかけて冬毛に変わっていきます。

 

ニホンリスの夏毛姿を見て夏を味わえるかどうかは分かりませんが、

こんなにも寒い気候の中を元気に餌を探し回る姿を見て、

日々の仕事を頑張ろうと思えました。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年10月29日

外池のすすめ

 

ここ数日、忍野村では良い天気が続いています。

きれいな快晴です

外池は日光が直接入るため、晴れの日は水中がよく見えるようになるのでおすすめです。

外から観察していると大きなチョウザメが間近まで泳いで来るので、かなり迫力があります。

近くまで来たシロチョウザメ

午前中はより日光が入り水中も見やすくなるので、

晴れの日はぜひ外池をごゆっくりご覧ください。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年10月26日

二重回遊水槽に虹が出現?!

今日の朝、いつものように館内を回っていると、

なんと二重回遊水槽の階段に虹が出来ていました。

よく見ると7色に見えなくもない?

水族館の2階から入った太陽光が窓ガラスで屈折して

二重回遊水槽の階段に映し出されたのではないかと思います。

最近虹を見る機会がほとんどなかったので、

少し得した気分になりました。

 

飼育スタッフ 西中

2020年10月25日

今日のアカハライモリ⑪

バックヤードで飼育中のアカハライモリの幼体ですが、数日前から人工飼料に慣らすトレーニングを始めました。

最初のステップとして、水でふやかした人工飼料を食べやすい大きさに丸めなおして与えます。

狙いを定めて…
ぱくっ!

反応が無いときは、生き餌のように小刻みに揺らしながら誘ってみます。

今ではだいぶ人工飼料に反応して食べるようになりましたが、やはり解凍した赤虫の方が好きなようです。

釣られたアカハライモリ

進んで人工飼料を食べるようになるまで、この先も給餌トレーニングを続けていきたいと思います。

飼育スタッフ 一見

2020年10月24日

次回の企画展に向けて

現在、次の企画展の準備を着々と進めています。

きれいな水草水槽を展示する予定なので、地道に水草を植えています。

1本1本水草を植えていきます。結構大変。

 

流木の向きや水草の植える位置など、細かいレイアウトを決めていく作業がとても楽しいです。

また、この水槽に魚が入ったらどうなるだろうと、イメージをしながら水槽作りをしています。

レイアウト途中の水槽。

皆様にきれいな水草水槽を見て頂けるよう、レイアウトを考えていきます。

飼育スタッフ 鷲雄

2020年10月23日

まだ夏が味わえる⁉

まだ夏が味わえる!?

 

紅葉が進んで本格的な秋になりました。

しかし、過ぎたはずの夏がさかな公園ではまだ味わえます。

 

10月下旬ですがまだまだ数種類の夏鳥の囀りを楽しむことができます。

 

夏鳥は夏になると南方からやってきて夏を日本で過ごし、

冬になるとまた南方に帰っていきます。

昨年の夏鳥と呼ばれる鳥たちは10月頭から姿を確認できなくなりましたが、

今年はまだ発見できますし、囀りもよく聞こえてきます。

 

気温はとても寒いですが、まだ元気に鳴いている夏鳥たちを探してみてください。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年10月22日

神秘!白いカエル part.2

 

以前から何度か紹介しているアルビノのニホンアマガエルですが、

少し大きめの餌を食べられるようになりました。

餌を見つけると、
パクッ!

身体もまた一回り大きくなっており、着々と成長してくれています。

まもなく展示できるかと思うので、ぜひお楽しみに。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年10月20日

マミズクラゲ飼育話⑧

今日は休館日なので、顕微鏡を使って「マミズクラゲの生殖腺」を観察しています。

生殖腺は有性生殖をするにあたってとても重要な役割をしています。

生殖腺の拡大図

普段は生殖腺を目視で観察しているのですが、

1週間に1回顕微鏡を使うことで、

生殖腺の発達状況や変化をより詳しく観察することができます。

生殖腺のさらに拡大図

動いているものを顕微鏡で見るのは意外と難しいですが、

変化があると嬉しい気持ちになります。

飼育スタッフ 西中

2020年10月18日

まだまだニジマスの繁殖は続く

先月に人口採卵したニジマスの卵は、

受精率と孵化率が共にかなり高く、

全体の9割ほどが無事に餌を食べ始めるまでに成長しました。

 

まだまだ繁殖シーズンは続くので、

次回は全長50㎝を超え、魚体重4㎏を超えるとても立派なニジマスの採卵にチャレンジしたいと思います。

 

飼育スタッフ 山﨑