2020年10月16日

本栖湖の水中⑤

少しずつ季節も秋に変わっていき、

気温も朝晩は12度前後と冷え込むようになりました。

 

しかしまだまだ本栖湖の水中は20度あって暖かく、潜るときはウェットスーツです。

 

この時期から雨が降る度に湖の水温も冷たくなっていきます。

実は、湖の水温は気温だけでなく、雨の影響もとても受けているのです。

 

湖の水中が秋に変わっていく様子が楽しみです。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年10月15日

サソリが2匹に?!

私は「サソリ」という生き物が大好きです。

サソリと聞くと毒があって怖いというイメージがありますが、

見た目がかっこよく、意外と大人しい生き物です。

現在水族館で開催している特別展「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」でも「チャグロサソリ」を展示しています。

そのサソリが昨日の午後に脱皮しました。

脱いでます。

 

普段は黒に近い体色をしているのですが、

脱皮したては紫のような色をしていて、足先は白色をしています。

サソリが2匹に!

脱皮殻は何回も見たことがありますが、

実際に脱皮しているところは初めて見ました。

なかなか見ることが出来ない瞬間を間近で見ることができて、

生命の神秘を感じました。

脱皮殻は標本にする予定です。

飼育スタッフ 西中

2020年10月13日

濾過槽のお掃除

 

今日は休館日ということで、開館時にはあまりできない展示両生類水槽の濾過槽の掃除を行いました。

濾過槽

といっても、衣装ケースを使った簡単な濾過槽なのでスムーズに掃除ができます。

中は濾材とウールマット、ポンプがあり、それぞれ洗い終わったものを戻して終了です。

濾材
ウールマット

きれいな水になって両生類たちもおそらく満足していることでしょう。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年10月12日

木の実とキノコとエビフライ

水族館の周りに広がる森林で暮らす生き物たちに“食欲の秋”が訪れているようです。

木の根元を見てみると、栗やドングリが落ちていたり、キノコが生えていたりします。

栗とキノコ

駐車場付近には、今年もエビフライ(リスが食べた後の松ぼっくり)が沢山散らばっています。

森の中のエビフライ

今回は、小動物が食べた後のクルミの殻を発見することが出来ました。

真ん中に穴が空いているクルミがネズミの食べ殻、綺麗に真二つに割れているクルミがリスの食べ殻です。

クルミの食べ殻

生き物によってクルミの取り出し方が違うので、食べ殻を見て何の生き物が食べたのかを考察してみるのも面白いかもしれません。

飼育スタッフ 一見

2020年10月11日

カラー魚拓をつくろう!

水族館では、10月17日(土)に館内イベント“水族館で魚拓を作ろう”を開催します。

一般的な魚拓では墨を使って黒一色で作りますが、このイベントでは絵の具を使ってカラー魚拓を作ります。

専用の筆(たんぽ)を使って色を少しずつ載せていくため、頑張って根気強く着色してください。

鯉の魚拓

魚拓を作る前にスタッフが魚について解説を行います。

魚について勉強しながら楽しく魚拓を作ってみましょう。

飼育スタッフ 一見

2020年10月11日

気分は日本庭園

先日、水族館の外池に、ニシキゴイを新たに6匹搬入しました。

きれいな色をしていて外池の魚の中ではよく目立ちます。

 

また、下見水槽からは上からニシキゴイを見ることができ、横から観察する姿とはまた違った姿を見ることができます。

 

下見水槽から見たニシキゴイ。

様々な角度からきれいなニシキゴイたちを観察してみてください。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2020年10月09日

本栖湖の水中4

富士五湖ではワカサギ釣りが有名で、

早いところで9月から釣りが解禁されました。

 

今年はまだ釣りに行っていませんが、

先日に本栖湖へ潜りに行ったときは数万匹の群れを水中で見ることができました。

 

突然の出会いで見られたのはたった30秒程しかなかったので、

カメラの設定を変える暇もなく、上手く撮ることはできませんでした。

 

しかし、普段は天ぷらや釣られてくる姿を見ることがほとんどなので、

水中から大きなワカサギの群れを見ることができてとても感動しました。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年10月08日

かわいいアカメ

 

今回は特別展「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」から、「アカメ」をご紹介します。

アカメとは、その名の通り赤い目が特徴の大型肉食魚です。

明るいところでは普通の魚と変わらない黒目ですが、暗い場所で光が反射すると赤く光ります。

迫力あるアカメですが、餌が貰えると分かると体色が変化するほど

激しく興奮するなど、かわいい一面もありますので、ぜひご覧ください。

興奮すると額の模様が変化します。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年10月06日

空気が乾燥してくる前に

最低気温が10度以下の日がぽつぽつと出始め、肌寒い日が続いている忍野村です。
さて、今日は休館日ということで、館内の掃除などを行っています。
水族館では水を温めるヒーターや、水を綺麗にするろ過装置が沢山のコンセントに繋がっています。
コンセント付近に付いている埃などが火災の原因になるそうなので、コンセント周りの拭き掃除を行いました。
意外と埃がたまっていました。
拭き掃除などは日々の作業の間でも出来ることなので、
コツコツと続けて安全に見て頂ける水族館をこれからも目指していきます。
飼育スタッフ西中
2020年10月05日

お殿様の食事

 

今回は「トノサマガエルの給餌」を紹介します。

餌を食べる時はこれといって他のカエルと変わりないですが、食欲旺盛なのですぐに飛びついてきます。

餌を見せると、
すぐ飛びつきます。

名前は有名なトノサマガエルですが、実は関東地方などには生息しておらず、

代わりに姿が似た「トウキョウダルマガエル」が生息しています。

 

展示では両生類水槽で見られるほか、水草水槽でニホンイシガメ達と同居しているので、ぜひご覧ください。

水草水槽では草の陰に隠れています。

 

飼育スタッフ 古根川