2019年09月06日

無いものは作っちゃおう

水族館では小さな淡水魚、熱帯魚など身近な生き物を多く管理しています。

そのため、ペットショップやホームセンターなどでよく販売している一般的な魚の飼育用品をかなり重宝しています。

ですが、それらは一般家庭に設置できるサイズ(約60cm×45cm×30cmなど)の水槽を基準にしているので、

大きな水槽には使いづらいものが多くあります。

 

そんな問題を解消するべく、飼育スタッフは手作りの道具に色んな工夫をして大きな水槽でも使えるようにしています。

例えば、このペットボトルを利用したもの。これは底の砂利に詰まった糞などを水と一緒に吸い上げて取り除くための道具です。

汚れを吸い取る様子

 

これは、手の届かないような深い水槽でも掃除できるように塩ビパイプを柄にしています。

  コケ取り用のヘラ
コケ取りの様子

このように、それぞれの水槽に合う工夫を考え、自作するのも飼育スタッフの仕事です。

 

飼育スタッフ 古根川