2014年04月28日

ただいま。

ゴールデンウィークに突入し、暖かい日が続くようになってきました。
水族館の桜もきれいに咲いています。
桜さくら

さて。
冬の間、カメはいないの?どこにいるの??と尋ねられることが多かったのですが、
この辺りの冬はとても寒いためカメは水族館の後ろ側で暮らしていて、
水族館2階デッキのカメ池には金魚やコイたちが泳いでいたのです

昨日、毎週日曜日に来てくれている帝京科学大学の学生ボランティアさんたちと
カメ池の大掃除をし、約半年ぶりにカメたちがカメ池に戻ってきました。
カメ池掃除中
    <掃除中>

久しぶりの太陽と外の空気にまだちょっと眠そうなカメたちですが
ぜひ「おはよう、久しぶり♪」と声をかけてあげてください。
くさがめあかみみ
     <クサガメ>              <ミシシッピアカミミガメ>    

あ。
噛まれてしまうかもしれないので、絶対に手は入れないでくださいね。

                                 飼育スタッフ 亀井

2014年04月23日

クニマス展開催

クニマスの展示が始まりました。

DSC_1540くにます
クニマスを追い続けて2年、初めは5cmくらいの稚魚の展示でしたが、
クニマス大

今では25cmにも成長し、段々と貫禄が出てきました。

今回のクニマス展示の期間は、4/23(水)~5/12(月)までです。
この機会に成長したクニマスをご覧ください。
飼育スタッフ 加藤

2014年04月20日

水族館イベント「魚拓をつくろう」

今日の忍野村は小雨が降るあいにくの天気でしたが、
水族館イベント「魚拓を作ろう」を開催しました。

参加者は子供からご家族連れのお客様等々。
最初に魚の解説を行った後、魚拓作成開始。
魚拓といっても黒墨の魚拓ではなくカラー魚拓。
皆様、先生の指導の下、一心不乱に魚拓を作成。

DSCF5564
DSCF5562
DSCF5563
素晴らしい作品が完成しました。
DSCF5565

今度は4月23日から始まる「クニマス展」の最終準備がんばろう。

                       水族館  伊藤


2014年04月16日

特別展「日本産のメダカたち」

 最近の忍野村は暖かく雪の心配もなくなりました。後は桜が咲けば春の訪れを実感できると思います。

さて、水族館では好評だった「彩りキレイな熱帯魚展」から「日本産のメダカたち」という展示に変わりました。

現在、メダカは品種改良が進み様々な種類が増えました。
白メダカ
白メダカ
三色透明鱗
三色透明鱗

しかし、近年、野生のメダカは絶滅危惧種に指定されるほど減少しています。
原因として、河川のコンクリート化、田園の減少、農薬の散布等、メダカを取り巻く環境は
厳しいものがあります。

この機会にメダカを通して生物保護と環境について考えていただければと思います。

                                   水族館  伊藤

2014年04月12日

アユたちの活躍紹介

外池にアユたちがやってきてから初めての週末です。

ここでアユたちのお掃除屋さんとしての活躍ぶりを紹介します。

まずはアユたちがきれいにする前の石です。コケ石
表面がコケに覆われてしまっています。

次にアユたちがきれいにした石です。
キレイ石
表面を覆っていたコケがきれいにはがれています。

そして、よく目をこらしてみるとアユたちがコケを食べた「ハミアト」と呼ばれる食べ跡も見られます。
ハミ跡

来館された際はぜひ外池の石にも注目してみてください。
飼育スタッフ 浅利

2014年04月08日

今年もアユがやってきた

数日前の寒さが嘘のように暖かくてよいお天気。
外に飛び出して、ひなたぼっこしたい衝動にかられます。

さて。
水族館では毎年4月になると始まる恒例の作業があります。
アユの搬入です。
アユの寿命は1年で、年魚とも呼ばれる魚です。
また、コケを食べているので、水族館では池のお掃除屋さんとしても大活躍しています。
そのため、山梨県水産技術センターから購入し、水族館の外池に入れるのです。

山梨県水産技術センターにて タンクの中

大きなタンクから、網で素早く池へ移動させます。
網で外池へ

アユたちが群れで泳ぐ姿が水族館の中からも外からも見られるようになり、
外池を眺める楽しみが増えました。

5月と6月に1回ずつ、あと2回のアユ搬入作業があります。
小さなアユたちの成長もとても楽しみです。

外池のアユの群れ
 ↑外池のアユの群れ

                            飼育スタッフ 亀井

2014年04月04日

魚の搬入

今回は魚搬入の様子をご紹介。

当館の二重回遊水槽の魚は近隣の養魚場から連れてこられ、すぐ水槽に移されます。
移す時は、なるべく傷がつかないようにビニール袋を使って運びます。
活魚車から

そして なるべく早く水槽に入れるため、階段も急いで駆け上がります。
階段ダッシュ
水槽へ

今回は新たな仲間が40匹ほど増えました。

飼育スタッフ 加藤