2022年09月29日

アユの人工採卵

アユの稚魚は「氷魚(ひうお)」と呼ばれ、

鱗が生えそろっていないので体が透き通っていて、

とても美しいです。

 

ですが、「アユ」は年魚とも呼ばれ一年で一生を終える魚で、

また稚魚の期間は短いので稚魚を展示している水族館はほとんどありません。

 

そこで、そんな氷魚を展示するために

先日アユの人工採卵をしました。

 

受精した卵は順調に発生が進み、

本日発眼を確認したのであと約1週間で孵化すると予想しています。

 

産まれてくる稚魚は体が小さいので、

餌に気を付けながら飼育を続けます。

 

飼育スタッフ 山﨑