2020年11月02日
マミズクラゲ飼育話⑨
マミズクラゲの稚クラゲをポリプから出芽させるには水温変動が欠かせません。
いつもは水温を上げてから2週間ほどでポリプから出芽するのですが、
今回1か月経っても稚クラゲが生まれてきませんでした。
あと2週間くらい様子を見て1匹も生まれてこなかったら、
水温を下げて違うポリプたちの水温を上げようと準備をしていました。
そして、水温を上げ始めて1か月半が経った今日、
水槽の中で稚クラゲが数匹泳いでいたので、ほっと一安心です。
水槽に付着しているポリプを見るとクラゲ芽もあったので、
まだまだ生まれてきそうです。
ですが、今回出芽までになぜ1カ月半もかかったのかが分かっていないので、
ポリプの様子やエサの頻度、水温変化などのデータを見て今後の飼育、研究に活かしていこうと思います。
飼育スタッフ 西中