今日のアカハライモリ⑨
今年の5月に産まれたアカハライモリの幼生がついに上陸しました。
産まれたときに生えていた外鰓(がいさい)も無くなり、成体と同じ形に変体しました。

しかし、ここからが両生類の飼育で大変なところです。
上陸したての幼体は、なかなかエサを食べてくれません。
餓死させないため、給餌のタイミングには注意が必要です。
今は産まれたてのコオロギを置き餌したり、赤虫を目の前にちらつかせたりするなど試行錯誤しています。
元気なアカハライモリを目指して、これからも飼育に力を入れていきます。
飼育スタッフ 一見
水の中で咲く花!?
先日、本栖湖に行ってきました。
8月は一年で最も透明度が高く、水温も20度以上あるので、
とても気持ちのいいダイビングができます。
入ってすぐの浅瀬にはたくさんの小魚の群れが見られ、
深場にはコイやオオクチバスが見られます。
今回のダイビングでは、
特に一年でもわずかな期間でしか見ることの出来ない「セキショウモ」の水中花を見ることが出来ました。
しかし、完全に咲いてはおらず、開花まで後少しの状態でした。
また来月に、この水中花を探しに行きたいと思います。
飼育スタッフ 山﨑
感染拡大防止対策実施中②


お好みの時間帯で


田んぼの季節④
5月頃の田んぼ入水の時期から8月上旬まで、
夜になれば田んぼの周りでたくさんのアマガエルが鳴いていました。
近くを歩けば、ピョンと突然現れる個体もいて、
今年もたくさんのアマガエルと出会うことが出来ました。
しかし、現在8月下旬になり、
鳴き声はほとんど聞こえなくなってきました。
まだまだ暑さが残る晩夏ですが、
少しずつ秋へと季節が移り変わっているのが感じ取れます。
飼育スタッフ 山﨑
絵を描く飼育スタッフ
今年になってから、館内のポップやパネル作りで絵を描く機会が増えました。
もともと絵を描くことが趣味だったので、それを仕事に活かせることが出来てとても嬉しいです。
最近は、館内の床に貼ってあるソーシャルディスタンスのパネルイラストを作成しました。

イラストと一緒にちょっとした生き物の豆知識も載っているので、是非足元のパネルにもご注目ください。

これからもどんどん楽しい館内パネルやポップを作製していきたいと思います。
飼育スタッフ 一見
ニホンアマガエルのお引越し
今日は両生類水槽にいるニホンアマガエルが新しい水槽にお引越ししました。
今までは横幅90cmの水槽にトノサマガエルやツチガエルたちと同居していましたが、
他のカエルたちが大きくなってきたので、横幅30cmの小さな水槽にお引越しです。

新しい水槽を広々使えるようでカエルたちもご満悦のようです。
飼育スタッフ 古根川
プランクトンとは?②



今年も結露
各地で猛暑となっている今年の夏も、飼育スタッフは館内の結露に悩まされています。

空調を変えても、除湿器をフル稼働させても、なかなか結露は収まりません。

業務用の大きな除湿器を稼働させたりもしてみましたが、これもあまり効果的ではありませんでした。
そこで、今回は最終手段として家庭用扇風機を各水槽前に設置することにしました。

家庭用扇風機の効果は絶大で、みるみる水槽の結露が消えていきました。
しかし、すべての水槽前に設置することは出来ないので、今年も飼育スタッフは必死に結露を拭き取っています。
飼育スタッフ 一見
二重回遊水槽
当水族館で一番大きな水槽である「二重回遊水槽」にはニジマスやベステルチョウザメなどの魚が約3000匹泳いでいます。
こちらの水槽は水族館の中央をぐるっと一周した造りになっていて、水槽の内側に入ることが出来たり、
魚たちを下から見上げることが出来る水中トンネルがあったりと、様々な角度から魚たちを観察できます。
内側から
水中トンネルから
2階から
いろんな所から魚が見えます。
きっと魚たちの新しい発見があると思います。
ぜひ夏休みの自由研究に役立ててみてください。
飼育スタッフ 鷲雄