2019年03月17日
砂の中のスナイパー?
水族館で好評開催中の「かくれんぼ展」も残り1か月余りとなりました。
今回はその中から「ヌマガレイ」をご紹介します。
カレイと言えば海に生息しているイメージですが、
このヌマガレイは河川や湖沼などの淡水でも生息することが出来る少し変わったカレイです。
ヌマガレイは水底の砂や泥の中に潜み、近くを通る小魚や甲殻類を食べます。
砂の中から眼だけを出してじっと獲物を待つ姿はまるでスナイパーのようです。
しかし、水族館のヌマガレイはエサを落とすとひらひらと泳ぎ出してゆっくりとエサを食べ始めるので、
スナイパーとは呼べないような様子を見せてくれます。
それでもひとつひとつ丁寧にエサを食べる姿に毎回心が癒されます。
飼育スタッフ 鷲雄