2025年02月24日

ワカサギ新チャレンジ②

2月15日のブログにて「ワカサギ」の人工採卵についてご紹介しました。

今回はその後の様子をお伝えします。

人工採卵した卵は順調に成長し、卵の中に魚の形がはっきりと分かるようになりました。

時々卵の中で動く様子も見る事が出来ます。

目が分かるようになりました

ワカサギの卵は「付着卵」と言って、名前の通り孵化するまで石や藻、水草に付着して流されないようになっています。

そのため、シャーレに卵を付着させて管理を行っています。

しかし、未受精卵や発生の途中で死んでしまった卵などが残っていると、そこからすぐにカビが広がってしまいます。

そのため、小まめにダメな卵を取り除いてカビが生えてないかなどを確認する必要があります。

孵化まであと少しなので、しっかりとお世話をしていきます。

飼育スタッフ 西中

2025年02月21日

オリジナルぬいぐるみ第3弾

当館の人気オリジナルぬいぐるみシリーズの第3弾が今月から販売開始しました。

今回ぬいぐるみのモデルとなったイラストは、2024年度の年間パスポートの表紙として描いた“イトウ”です。

もちもちの触り心地は過去のシリーズと同じで、色は緑を基調とした水彩風のデザインになっています。

本物のイトウと同じく、ぬいぐるみのイトウも口が大きい所がポイントです。

大きさは第1弾のヤマメと、第2弾のチョウザメの丁度中間ぐらいのサイズにしました。

3種類全て揃えたくなるほど魅力的なぬいぐるみシリーズなので、水族館に来館された際は是非お土産コーナーを覗いてみてくださいね。

飼育スタッフ 一見

2025年02月20日

ほんのちょっと模様替え その②

希少な生き物水槽で展示している「アユカケ」に引き続き、今度は「ホトケドジョウ」の水槽のレイアウトをほんの少し変えてみました。

水槽内に3種類の水草を植えたことでより緑が豊かになりました。

Vallisneria spiralis

テープのような平たく長い葉が特徴の「バリスネリア・スピラリス」はアクアリウムの世界でも水槽の後方に植えることが多いです。

Potamogeton oxyphyllus

バリスネリア」よりも少し短く、小ぶりな葉をした「ヤナギモ」は山梨県の川だけでなく日本各地の川や水路。湖沼など様々な水辺で見られ、細長い葉がなびく様子は清涼感に溢れます。

Myriophyllum verticillatum

最後に先の2種とは大きく形が異なるのが「フサモ」です。「ヤナギモ」同様に日本各地の水辺で見られます。大きく開いた葉はよく見ると細い葉が集まっているのが分かります

水草はホトケドジョウのゆりかご

現在、日本に生息する水草は川の環境が大きく変わったことでその数を減らしつつあります。「ホトケドジョウ」を守るには、「水草」を守るということが一番大切なため、今後の調査でも水草の動向は注意していきたいです。飼育スタッフ川野

2025年02月15日

ワカサギ新チャレンジ

河口湖や山中湖などの富士五湖は「ワカサギ釣り」が出来る湖として有名で、

水族館2階の「おいしい水族館」では飼育スタッフが実際に釣りで採集したワカサギを展示しています。

しかし、ワカサギを釣れる時期は冬の限られた間のみなので、1年を通して展示する事が難しいのが悩みでした。

そこで、今年は採集したワカサギの中で成熟した個体を選び「人口採卵」を行いました。

ワカサギの人工採卵はあまり経験がないので、順調に受精卵の発生が進んでくれることを祈るばかりです。

受精卵の様子はまたブログでお知らせします。

飼育スタッフ 西中

2025年02月13日

ちょっと模様替え

希少な生き物水槽で展示している「アユカケ」の水槽のレイアウトをほんの少し変えてみました。

遠目でみると圧倒的石

水槽全体に大きめの石を加えて、起伏を付けてみました。

生息地の川では、身を隠せるような石がゴロゴロと転がっているような場所に生息しているため、野生下に近い行動が観察できることを期待したレイアウトです。

納まりの良さ

最近では石と石の間にすっぽりと入り込む様子や石の上に乗り辺りを伺うような行動を目にすることがあります。

山梨県内では絶滅してしまった生き物のため、今ではこのような行動を山梨の川で見ることができないと考えると寂しい気持ちになります。

2025年02月06日

雪かきとカメ会議

最強寒波の影響で水族館でも寒い日が続いています。

先日は今年初の積雪が降り、私は人生で初めて雪かきをしました。

雪かきを終えて館内に戻ると、

岸辺の魚水槽の「ニホンイシガメ」たちがなにやら会議をしていました。

どんな内容の話し合いをしているのかとても気になりますが、

何か特別な事をやってくれるのかと期待しながら今後も観察していきたいと思います。

 

飼育スタッフ 髙部

2025年01月28日

ますます成長してます

昨年の11月ごろに人工授精により繁殖した「ニジマス」と「ヤマメ」は順調に成長をしています。

初めに繁殖を行った「ニジマス」は3cmほどの大きさに育ち、特徴的な点々模様である「パーマーク」もわずかに見られるようになりました。

「パーマーク」とはサケやマスの仲間の特に幼魚の時期に見られる模様で、サケ・マスの幼魚を英語でパー(parr)と呼ぶことが由来です。

 

「ヤマメ」は先週から泳ぎだし、エサを食べる様子も見られました。

幼魚の時期は病気やストレスに対してとても敏感なので、食べるだけエサを与えていき、早く大きくするのが繁殖において大切です。

 

エサを食べ始めてもまだまだ油断ならない時期なので、大切に注意深く観察を続けていきます。

 

飼育スタッフ 川野

2025年01月18日

幸運のマミズクラゲ?

水族館2階にあるマイクロアクアリウムコーナーで展示しているマミズクラゲですが、

もうすぐで連続展示記録2700日目を迎えます。3000日を目指してこれからも飼育を行っていきます。

 

さて、現在展示しているマミズクラゲは11~12月にかけて生まれた子供たちなのですが、

その中に変わった生殖腺を持つクラゲを見つけました。

通常マミズクラゲの生殖器官となる生殖腺の数は4つなのですが、そのクラゲは6つありました。

今回見つかった生殖腺6つのクラゲ

 

生殖腺が多い状態は、いわゆる奇形なのでかなりの低確率で見つかる事があります。

飼育をしている中で5つの生殖腺を持つクラゲはごく稀に見つかりますが、

6つの生殖腺を持ったクラゲは初めて見たので、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。

過去に見つかった生殖腺5つのクラゲ

現在、この生殖腺が6つのマミズクラゲは展示水槽内で見る事ができますので、探してみて下さい。

クラゲの状態によっては展示を終了する事がありますのでご了承下さい。

 

飼育スタッフ 西中

2025年01月13日

てんてんすぎる展示

コラボ特別展「生き物×宝石展」は大好評の内に終了し、さっそく新企画展「てん・テン・展」が始まりました。

今回私は2階の企画展コーナーを担当するのですが、飼育スタッフとして初めて自分自身で企画した内容というのもあって、いつも以上に気合を入れて展示変更に臨みました。

実は1カ月以上前から2階企画コーナーの裏側で展示予定の生き物を飼育していました。

展示側からは絵画と宝石を展示しているようにしか見えなかっため、裏側に水槽があり、

さらには生き物を飼育しているとは思いもよらなかったのではないでしょうか。

 

個性豊かな点々模様の生き物をどうぞお楽しみください。

 

飼育スタッフ 川野

2025年01月11日

新企画展

 

1月2日(木)より水族館1階企画水槽で企画展「うわ!騙された!ニセモノ展」を開催しています。

 

名前に「モドキ」とついている生き物や、

ある生物にそっくりな生き物などを展示しています。

 

 

その中でもひときわ目立つのが、

 

「スッポンモドキ」というカメの仲間です。

この生物は食材としても有名な「スッポン」に顔つきが似ていることから、

※スッポン

名前に「モドキ」が付いたと言われています。

 

スッポンとは甲羅の硬さや肢の形で見分けることができます。

また、スッポンは日本や中国、台湾など東アジアに生息していますが、

スッポンモドキはパプアニューギニア島やオーストラリア北部など比較的温暖な地域に生息しています。

 

スッポンモドキの顔を見てみると何とも愛嬌のある顔をしていますね。

※展示生物の状態により展示を変更することがあります。

 

飼育スタッフ 伊藤