2026年10月23日

水合わせはどうしているの?

先日、「川の魚水槽 源流」に展示している「ヤマトイワナ」と「ニッコウイワナ」の入れ替え作業を行いました。

以前から展示していた個体が大きく成長したので二重回遊水槽の外側に引っ越し、新しく若い魚たちを水槽に搬入しました。

川の魚水槽 源流
まだまだ小さいです

 

この搬入の様子を水族館のインスタグラムに投稿した所、「水合わせはどうしているのか」というコメントをいただいたので、今回はそちらについてお答えします。

 

当館の飼育水は富士山の地下水を使用しています。

地下30mからポンプを使って水をくみ上げ、砂利やゴミを分別する高架水槽を通って、各水槽に分配されます。

また、大型水槽やバックヤードにあるマス用の水槽は「かけ流し」方式で飼育しているため、常に水が入れ替わっています。

展示に出さなかった魚はここで育てています

つまり、大型水槽と同じ水を使っているバックヤードのマス専用の水槽で飼育する事によって、自然と水合わせが出来る仕組みになっています。

また、使った水の一部は地下に戻り、それ以外の水は外池を通じて水族館の隣にある桂川に流れこむ仕組みになっているため、大型ろ過装置を設置する必要がありません。

地下水が豊富にある地域だからこそ出来る仕組みです。

飼育スタッフ 西中