2015年12月16日

お正月イベント開催のお知らせ

12月も半分が過ぎ、いよいよ年末がちらちらと見えてきました。
「掃除」や「片づけ」という単語がいつもより多く頭を横切り、
1年が過ぎる速さに焦りを感じずにはいられません。

さて、当水族館は12月28日(月)から1月1日(金)まで休館とさせて頂きますが、
1月2日(土)からは通常営業致します。
そして、2日(土)・3日(日)には早速、大人気イベント「イカ墨で書初め」を開催します。
イカスミは食材としてのイメージばかりが強いですが、絵の具やインクなどの原料としても
使われていたことがあり、実際にちゃんと描くことができるのです。
ikasumi
セピア色の「セピア」の語源も、コウイカ類を指す学名(ラテン語)のsepiaだそうですよ。

各回のはじめにはスタッフによるイカの解説もあります。
どなたでも入館料のみでご参加できますので、是非、香りなど墨汁との違いや生物の不思議を
楽しみながら体感して頂ければと思います。

場所 水族館1階エレベーター横
時間 10:30~12:00、14:00~15:30

飼育スタッフ 亀井

2015年12月12日

ドクターフィッシュ始まりました。

冬季恒例。ガラルファのふれあい体験の季節がやってきました。
やり方はとっても簡単。
網目から指を一本入れるだけ。
IMG_0005
魚達が沢山集まってきますよ。
そして、終わった後は必ず消毒をしてくださいね。
IMG_0003
何とも言えぬ感覚を体感してみてください。

飼育スタッフ 加藤

2015年12月07日

ネオンテトラ

最近の忍野村はとても寒く、14時の気温が8℃
厚手の上着が必要な時期になってきました。

さて、現在、水族館では宝石のようにキラキラした魚を集めた
「宝石魚展」を開催しています。今回はその中から「ネオンテトラ」を紹介します。
この魚は南米にいる魚で、見た目の美しさ、飼育のしやすさ等から
熱帯魚飼育の入門に最適な魚です。
ネオンテトラ
群泳してもキレイですし、照明の発色によっては美しく光り輝くこともあります。
また、1匹あたり50~100円と低価格も魅力の1つです。
PC071047
※ブルーライト照明で展示

この展示で生き物に興味を持ってもらい魚の飼育に挑戦しては如何でしょうか。

                         水族館  伊藤

2015年12月05日

ゼニタナゴ

今回はゼニタナゴと言うコイの仲間を紹介します。
PC051033
ゼニタナゴは関東以北に分布する日本固有種です。近年外来種による食害や水質汚染による
二枚貝の減少などで絶滅の危機にある魚です。
現在当館ではバックヤードで飼育を行っています。
近日中に展示しますのでお楽しみに。
飼育スタッフ 七井

2015年11月30日

飾り付け

明日からもう12月。
本格的に寒い日が増えてきましたが、イルミネーションの輝きも
様々なところで見られるようになってきました。
水族館でも1階入口のエントランスホールに、
今年もクリスマスツリーを飾りました。
ツリー飾り付け
見た目も名前もキラキラな生き物を集めた「宝石魚展」
水槽内のイルミネーションです。
宝石魚
オーナメントや電飾で飾られたツリー、綺麗に包まれたプレゼント etc.
見ているとなんだかちょっとわくわくしてきますよね。

この季節限定のドキドキわくわく気分とともに、生き物たちを見て知って、
より一層興味を持っていただけたら嬉しいです。
ツリー完成
飼育スタッフ 亀井

2015年11月26日

採卵のその後。

木々の葉も落ち、富士山も一段と白く見えるようになりました。
冬がもうすぐ訪れそうです。
今回は、採卵した卵たちのその後をのぞいてみます。
PB261011
一番最初、10月の終わりに産んだ卵からは、たくさんの稚魚たちが産まれ始めました。
PB261012

そして、こちらの卵は産まれてはいませんが、眼が見えているので、もう少しで産まれそうです。
白くなってしまっているのは、残念ながら死んでしまった卵です。
人工下でも自然下でもすべてが産まれてくる訳ではありません。
生き残った命をしっかりと引き継いで育てていきたいです。

飼育スタッフ 加藤

2015年11月22日

アメマス

最近の忍野村は、曇天模様が続いて肌寒い日が続いています。
早く秋晴れのぽかぽか陽気になれと願っています。

先日のブログにも掲載しましたが、二重回遊水槽に多くの新しい魚が入りました。
その中に「アメマス」と呼ばれる魚がいます。
アメマス①
その名の通り雨滴のような美しい青白い斑点が特徴で、
北海道を中心に生息するイワナの仲間です。
現在の大きさは体長約40~50cmですが、最大約70~80cmになる魚です。
アメマス②
大事に育て最大体長にしたいと思います。

                           水族館  伊藤

2015年11月18日

二重回遊水槽の魚入れ替え

今日は二重回遊水槽、魚の入れ替えをご紹介します。
実は二重回遊水槽内側の小さい魚達は一年に一度新しい魚に入れ替えているんです。PB170952
一年も水槽で展示していると小さい魚も大きくなり、水槽内が狭くなってしまうので、新しく小さい魚に入れ替えています。
PB180974
取り出した魚たちはバックヤードなどで大きく育てられ、外池などにまた展示しますので
お楽しみに。
飼育スタッフ 七井

2015年11月16日

移動水族館

水族館では、毎年11月に小瀬スポーツ公園で行われる、
県民の日記念行事に移動水族館として参加しています。

今年は11月14日(土)・15日(日)の2日間で、生き物の
展示やふれあい体験、工作体験を実施し、貝殻を使った
工作体験やザリガニのふれあい体験は、年齢を問わず
沢山の方々に参加していただき、今回も大好評大人気でした。
小瀬かいがら小瀬ざりがに
イベントや水族館のブースに来ていただいた方々に山梨県を
より知って頂き、生き物たちについてもより一層興味を深める
機会になって頂ければ嬉しいです。

飼育スタッフ 亀井

2015年11月11日

採卵

今回は、ニジマスの採卵の様子を一部ご紹介します。
ニジマスは秋に卵を産む魚で、この時期になると水族館の外池でもニジマスたちが、
卵を産むための巣穴を掘っている姿をよく見かけます。
しかし、水槽内で卵を産んでしまうと、他の魚に卵が食べられてしまうので、
卵を産みそうなニジマスを捕まえて、人工的に卵を取り出して受精させます。
PB080934
卵は紫外線に弱いので、冷暗所で保管します。
水温にもよりますが、およそ一か月で孵化します。
産まれてくるのが楽しみです。

飼育スタッフ 加藤