2024年05月27日
好調・成長・ホトケドジョウ
5月10日のブログで産まれたての「ホトケドジョウ」の紹介をしました。
最初のフ化から20日ほど経ち、どれくらい成長したのかをご紹介します。
一番成長の早い仔魚では全長6mm前後です。お米一粒の大きさと言えばイメージがつくかと思います。
産まれたての頃は2mm前後しかなかった体も2種間で約3倍に成長しました。
餌には粉末タイプの人工飼料と「アルテミア(ブラインシュリンプ)」という小さなプランクトンを与えています。
餌を食べるとお腹がぽっこりとオレンジ色に膨らむので、ちゃんと餌を食べているかどうかが分かりやすいです。
ホトケドジョウに限らず、多くの魚の仔稚魚は餌が足りずに餓死してしまう事がとても多いです。
そのため、1日に4回以上に分けてほんの少しずつ餌を与えることで、常に満腹の状態にすることが大切です。
引き続き観察を続けていき、希少生物の繁殖・保護に力を入れていきたいと思います。
飼育スタッフ 川野