2023年05月18日

バックヤードのクサガメ②

まだ真冬で道路も凍るほど寒かった頃、バックヤードの「クサガメ」たちを室内で飼育している様子をご紹介しましたが、今は暖かい日も増えて夏も近づいてきているので、屋外での飼育管理に切り替えました。

室内で飼育を続けていても問題はないのですが、クサガメを始めとする多くの爬虫類たちは太陽を沢山浴びることがとても大切なのです。

日光浴をすることによって体を暖めて活動的になり、太陽光に含まれる紫外線を浴びることでビタミンDを作り、カルシウムを吸収しやすくして甲羅の成長を促すこともできます。

ご家庭で飼育していて外に出せない場合は、バスキングライトや紫外線ライトといった爬虫類用のライトを上手く使って日光浴をさせてあげると健康に育っていきます。

ちなみに、前回もご紹介したように現在「岸辺の魚水槽」でもクサガメを展示しています。普段は桟橋の下などに隠れてじっとしていますので探してみて下さいね。

 

飼育スタッフ 橋口