2019年10月08日

マミズクラゲに新しい機械がやってきました!

マミズクラゲのポリプは水温の変化によって稚クラゲを排出します。
現在、水族館ではウォーターバスという、加温した水の中に温めたい物を入れて温度を変動させる方法を使っています。
ですが、水温が一定になりにくいという事や、ポリプを付着させているのがプラスチックケースのため顕微鏡では確認できない。という欠点がありました。
そこで今回「インキュベーター」という機械を新たに設置しました。
こちらは温度を一定に保つ機能がついている装置で、鳥の卵を人工的に孵化させる孵卵機のようなものです。
ポリプを観察しやすいシャーレに付着させても、温度を変動することができるため、今まで以上に正確なデータを取ることが出来るようになりました。
このインキュベーターを活用してこれからもマミズクラゲの研究などを頑張っていきます。
飼育スタッフ西中