2014年06月30日

古代生物展

今日の忍野村は快晴で、とても爽やかな朝です。

さて、今日の水族館スタッフは7月2日から始まる「古代生物展」
準備で大忙しです。狭い中に入っての展示替えは、なかなか大変です。
それでも珍しい生き物を展示できるとあってスタッフ一同気合を入れて
頑張っています。
レイアウト②
そんな展示生物の一部を紹介します。

まずは2億年以上前から地球にいる「カブトガニ」
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そして変装の名人「カメレオン」です。
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まだまだ、珍しい生き物を展示しますので、どうぞお楽しみに。

                  水族館  伊藤

2014年06月27日

生まれたて

最近、雨が降ったり止んだり、天気の忙しい忍野村です。
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さて、つい先月紹介した新装置、霧発生装置ミスト・メーカを入れたアカハライモリの水槽ですが、実は装置を設置した後すぐにアカハライモリが卵を産みました。DSCF5878
卵は約30個ほど、ふ化してから約一か月が経ち、やっと5㎝ほどになりました。早く大きくなってくれるよう祈り、育てて行きたいです。またイモリの成長を今後もアップしていきたいと思います。
飼育スッタフ 七井

2014年06月22日

ホタルの展示始めました!

梅雨はじめじめしていやになりますが、この時期の風物詩と言えばホタルですね。
実は、水族館においてもホタルの展示を始めました。
ホタル
(箱の中をのぞいてみると・・・)

ホタル
(きれいな淡いホタルの光が見えます)

ホタルについてちょっと紹介しますと、日本には約45種類のホタルが生息していて、
代表的なゲンジボタル、ヘイケボタルといったものがいます。
今回、展示してるものはゲンジボタルです。

ホタルはとても寿命の短い生き物です。
ホタルの体調によっては展示が終わってしまうので、お早めにお越しください。

飼育スタッフ 浅利

2014年06月19日

[イベント]ザリガニ釣り体験

今日はイベントのお知らせです。
今週、 6/21(土)と22(日)の2日間、
水族館ではイベント「ザリガニ釣り体験」を開催します。
ざりがに釣り体験1ざりがに釣り体験2
私も小さい頃は、よく獲ったり釣ったりして遊んでいたのですが
ほとんど見ることがなくなってしまいました。。。
近年では河川整備が進み、水辺へのアクセスがしづらくなったこともあって、
子供たちがザリガニ釣りをする機会も減りました。

水族館のザリガニ釣りで面白さを体験して、楽しみましょう。
釣り上げたザリガニたちを持って帰ることはできませんが、
記念品がもらえますよ。

詳細は・・・以下です。

時間   10:00~12:00、13:30~15:30
場所   水族館1階 エレベーター横
体験料  入館料+参加費100円
対象   小学生以上(小学生未満要相談)

                                     飼育スタッフ 亀井

2014年06月18日

釣りの科学

先日、水族館で「坪井潤一」先生による「釣りの科学」の講演をおこなっていただきました。
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この講演は、坪井先生が以前から行っているクニマスの生態のことやヤマトイワナの保全のことなどを
交えながら、わかりやすく、魚との共存や魚釣りのあり方などを考えさせられる講演でした。
また、現在行っている福島のアユの調査の話など、現場の話をしていただき、変わらぬ現状に
衝撃を受けました。
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来年も講演をしていただければと思います。

飼育スタッフ 加藤

2014年06月12日

エサ

最近は雨が多いですね。現在、マンスリー水槽で展示しているモリアオガエルが湿気を感じ取って、ご機嫌で鳴いています。
モリアオガエル

さて、最近水族館では2重回遊水槽のエサを変えてみました。そのエサはフグ用のエサで、メーカーの技術員と相談をし,いきつきました。その特徴は、今まで使用していたエサより魚粉率を高め、栄養の吸収を良くしたエサです。これにより糞が少なくなり水が綺麗なままで、魚が病気になりにくくなるはずです。
エサ
これで2重回遊水槽の魚たちが病気にからず、元気で育ってくれればと思います。
湧水の里写真 040

                       水族館  伊藤

2014年06月09日

新たな仲間

山梨県もとうとう梅雨入りしましたね。忍野では、連日雨が降り続いている日々ですが、今日は水族館の新しい仲間を紹介したいと思います。
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それがこちらのハスと呼ばれる魚です。

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この魚はコイの仲間で、口の形がへの字になっていて、シリビレが長いのが特徴です。また青やオレンジ色の婚姻色と呼ばれる繁殖の時期に見られる色が出ていてとても綺麗な魚なので、ぜひ見に来てください。
なお、魚の状態によって展示できない場合もございますのでご了承ください。

飼育スッタフ 七井

2014年06月05日

お腹がとても空いているようです。

 忍野村は久しぶりのまとまった雨です。
いよいよ梅雨入りでしょうか。

出勤して水槽を周っていると、なにやらオヤニラミ達の様子が変です。
オヤニラミ
多くのオヤニラミがみんな右を向いています。

右の水槽にいる魚がカワバタモロコなのを見て合点がいきました。
DSCF5750
なぜなら、オヤニラミは自然界では小さな魚やエビなどを食べて暮らしています。
そのため、お腹を空かせたオヤニラミ達はカワバタモロコを食べたかったのかもしれません。
餌となる赤虫をあげたところ、満足したのか悠々と泳ぎ回っていました。

飼育スタッフ 浅利