2023年09月15日
アユカケの婚姻色
水族館1階希少魚水槽では「アユカケ」を展示しています。
アユカケは淡水性カジカの仲間で、鰓蓋のトゲでアユを引っ掛けて食べるという逸話が名前の由来です。
先日、館内の見回りをしていたらアユカケの口の中がオレンジ色に変化しているのを発見しました。
口の中がオレンジ色になっています。
調べてみたところ、これはアユカケの「婚姻色」だそうです。
婚姻色とは、一部の魚類や鳥類の主にオスが繁殖期になると現れる特有の体色で、
他の魚類では「オイカワ」や「タナゴ」などの婚姻色がとてもきれいな事で有名です。
アユカケの婚姻色は今回初めて見たので、健康に飼育出来ていて良かったと思いました。
しかし、口の中の色が変わってもメスからは見えづらいのでは?
とも思いました。
果たしてメスからは見えるのか? 疑問が残りました…
飼育スタッフ 鷲雄