2018年02月06日

ひょうきん者のカエルさん

先日降った雪のおかげで、水族館周辺は再び綺麗な雪景色に包まれています。

 

今回は特別展「変わりもの展」の中から、「マルメタピオカガエル」を紹介します。

このカエルはアルゼンチンやパラグアイなどに生息しており、カエルとは思えないひょうきんな姿をしているのが特徴です。

頭部は大きく体長の約1/3を占めるほどで、顔に似合わない鋭い歯を持っています。

普段は底にじっとしていることが多いですが、落ち着くと水面から眼だけを出していることがあり、ユニークな立ち姿を見せてくれます。

鳴き声も独特で、身の危険を感じた時はまるでゼンマイ仕掛けのようなダミ声で威嚇をします。

 

エサを食べるときは大きな口を使った迫力のある豪快な食べ方をしてくれるので、毎回のエサやりがいつも楽しみです。

一週間に一度の間隔でエサをあげていますが、もしタイミングが合えば、捕食シーンを見ることができるかもしれませんよ。

 

飼育スタッフ 古根川