2025年11月29日

石を払ったのは誰だ?

先日、「アマゴ」と「ヤマメ」を展示している川の魚水槽(上流)にて、底に敷いてある小石が払われてむき出しになっているのを見つけました。

しばらく観察をしていると、産卵期に入って婚姻色が出たアマゴとヤマメのオスが、尾ビレを器用に使って産卵床を作っていました。水槽の中でこのような繁殖行動が見られるとは思っていなかったので、非常に驚きました。

今のところオスとメスのペアで泳いでいるところや産卵行動は見られないため、今後も観察を続けたいと思います。

他のオスを激しく追い回しています。

 

 

飼育スタッフ堀内

2025年11月25日

いい笑顔の魚

本日、11月25日は「いい(11)にっこり(25)」に掛けて「いい笑顔の日」です。

そこで、今日は正面顔が笑っているように見える生き物をご紹介します。

まず魚からは、「フラワーホーン」です。

大きな目と分厚いくちびるが笑っているように見えます。

ても人懐っこい性格をしているので、指を近づけると追いかけてくる姿を見せてくれます。

 

次に両生類からは「メキシコサンショウウオ」です。

別名であるウーパールーパーという名前なら聞いたことがある方が多いと思います。

丸っこい顔に小さな目が特徴で、正面から見るとにっこりと笑っているように見えます。

この2種類は2階「にんキッズ水槽」にて展示していますので、とても可愛らしい正面顔を観察してみて下さい。

飼育スタッフ 西中

2025年11月24日

企画展示「ミニチュア展」開催中!

10月29日(水)から水族館2階にて企画展「ミニチュア展」を開催しています。

ミニチュア展はその名の通り、体がとても小さい生き物たちを集めた展示です。

目の上部が水色に光っているように見える「アフリカンランプアイ」や一目見ただけでは水槽に落ちている木の枝にしか見えない「インドストムス・クロコダイルス」など、

小さくても個性豊かな生き物を合計11種類展示しています。

アフリカンランプアイ
インドストムス・クロコダイルス

 

とても小さいので、目を凝らしてじっくりと観察してみて下さい。

※生き物の状態により展示を変更する場合もありますのでご了承ください

飼育スタッフ 鷲雄

2025年11月21日

歩くきなこもち!

10月29日(水)から水族館1階で企画展「よっちゃばれ!山梨展」を開催しています。

今回はその中から「アメフクラガエル」をご紹介します。

桔梗信玄餅のパッケージそっくりの水槽に 
歩くきなこもちがいます

 

アメフクラガエルは南アフリカ共和国やボツワナ、ジンバブエ、ナミビア等のアフリカ大陸に生息している地中性のカエルです。

普段は土の中に潜っているので姿を見る事は出来ませんが、夜になると餌を探しに地上に出てきます。またカエルと言えば泳いだりジャンプするイメージがありますが、アメフクラガエルは四肢がとても短く、泳ぐこともジャンプすることも出来ません。

 

とても愛らしい見た目で人気のカエルですが、私たち飼育スタッフでもなかなか姿を見る事は出来ません。

ご来館の際に姿を見ることが出来ましたらじっくり観察してみてください。

全身ぷにぷに

 

飼育スタッフ 髙部

2025年11月17日

子育てをする魚

11月19日はやまなし子供・子育て支援条例で定められている「やまなし子育ての日」です。

その日にちなんで、今月のマンスリー水槽は「ピジョンディスカス」です。

ディスカスの仲間は子育てをする魚として有名で、卵や稚魚の世話をオスとメスが協力して行います。

また、稚魚が泳げるようになると、親の体表から分泌される「ディスカスミルク」と呼ばれる粘液を食べて成長する珍しい特徴をもっています。

この魚を通じて、子どもの健やかな成長を考えるきっかけになれば嬉しいです。

飼育スタッフ 西中

2025年10月21日

水族館で稲作始めました④

8月29日のブログにて里地里山水槽で育成している稲に穂が出たとお伝えしました。

その後も順調に成長し、沢山の穂が実っています。

もうすぐで収穫!

籾(もみ)が重くなったのか、穂の頭が垂れて茶色くなってきました。

 

現在は、籾の水分を少なくするために溜めていた水を抜いて、稲刈りに向けて準備をしています。

2月に稲の芽出しを始めて早7か月、もうすぐで稲刈りかと思うと少し寂しい気持ちになりますが、

最後までしっかりと管理を行っていきます。

こんなに小さかったのに…
こんなに成長しました!

稲刈りの様子はまたブログにてご紹介します。

飼育スタッフ西中

2025年10月18日

生き物たちの大変身

あんなに暑かった夏がいつの間にか秋になり、生き物たちの体にも様々な変化が現れる時期になりました。

 

そこで秋に婚姻色が出る魚のひとつ、「アマゴ」をご紹介します。

アマゴは水が綺麗な川の上流域に生息するサケの仲間です。体の横に赤い斑点模様があるのが特徴で、川の魚水槽「上流」で見ることができます。

水族館のバックヤードでも複数のアマゴを飼育していますが、今月に入り、オスは鼻先がサケのように曲がり、美しい婚姻色が出てきました。

体が桃色に染まってとてもキレイ!

 

バックヤードのアマゴたちはいずれ二重回遊水槽の外側で展示する予定なので、より大きく育てていきたいと思います。

飼育スタッフ堀内

2025年10月16日

なんでも飼育員にきいてみよう!!③

水族館2階には、飼育スタッフに質問したいことを書けるコーナー「なんでも飼育員にきいてみよう!!」があります。

毎回嬉しい感想や面白い質問が届くのですが、今回は多数の方が気になっている質問がありましたのでご紹介します。

 

質問内容は、どうして水族館でネズミを展示しているの?です。

 

1階の「里地里山水槽」では、カヤネズミという日本最小のネズミを展示しています。

カヤネズミは、河川敷の草場や田んぼの近くに生えている背の高い植物に巣を作って生活する生き物です。

また、水族館がある忍野村にも生息しているため、人間が作る里山環境の水辺に暮らす生き物としてカヤネズミを展示しています。

今回も回答と一緒にイラストを添えているので、水族館2階の掲示板を是非チェックしてみてくださいね。

飼育スタッフ 一見

2025年10月09日

湧水Famで新しい栽培!!

7/29(火)のブログにて、里地里山水槽の展示内で野菜を育てている畑水槽「湧水Fam」ではつか大根と小松菜を収穫した ことをご紹介しました。

前回の収穫以降湧水Famで違う野菜を育て始めているので今回ご紹介します。

 

現在育てているのは「ベビーキャロット」「スナップエンドウ」「芽キャベツ」の3種類です。

左からベビーキャロット、スナップエンドウ、芽キャベツ

種をまいてから約1カ月が経ち、今のところ3種類とも順調に育っています。

これからもっと大きくなり、無事収穫できるように今後も管理を続けていきます。

収穫が楽しみだな!

飼育スタッフ 髙部

2025年10月07日

ゲンゴロウの繫殖に挑戦!②

9月1日のブログにて「ゲンゴロウ」の上陸についてご紹介しましたが、ついに羽化して成虫になりました。

産卵してから成虫になるまで3カ月ほどかかりました。

土の中で羽化したゲンゴロウ

 

この3カ月間毎日の給餌と水換がとても大変でしたが、

土の中から成虫になって出てきたゲンゴロウを見て頑張って飼育した甲斐があったなと思い感動もひとしおです。

現在までに4匹のゲンゴロウが成虫になり、水槽内を元気に泳いでいます。

ここまでよく頑張りました!

 

まだ土の中で羽化中のゲンゴロウが1匹いますので、引き続き観察を続けていきます。

飼育スタッフ 鷲雄