搬出と搬入
20日に水槽の水をヒザの高さまで抜き、
魚を取り出して21日に活魚車で運ばれてきた魚たちを運びこみま
その数およそ4000匹。
クラゲ成長中
11月13日より生まれてから3、4週間目のマミズクラゲを展示開始しました。
大きさは3から5ミリ程と、とても小さいですが、エサのワムシを食べて、毎日少しずつ成長しています。
大人のマミズクラゲは傘のところに生殖腺と呼ばれる4つの白い器官があるのですが、
生まれて1、2週間目の子供のクラゲは生殖腺が発達していないため見ることが出来ません。
成長して生殖腺が見えてくるようになると、大きくなったなと感慨深い気持ちになります。
展示を開始したクラゲ達の生殖腺の有無にも注目していただければ嬉しいです。
飼育スタッフ 西中
リラックス
現在水族館1階では、企画展「湧き水に棲む生き物」を開催しています。
その展示生物の中で頻繁に不思議な行動をする生物がいます。
この写真に写っているのは「タウナギ」という魚ですが、これは死んでいる訳ではありません。
タウナギやナマズ、ウナギの仲間などはリラックスしていると、写真のように脱力してひっくり返ることがあります。
お客様から「これ死んでいるんじゃ?」と心配する声も聞こえてきますが、少し刺激があるとすぐに起き上がるので安心してください。
皆さんもパッと見たときに、彼らの巧妙な演技に騙されないようにしましょう。
飼育スタッフ 羽生
カメさんたちのお引越し
先日、源流水槽と上流水槽の魚のお引越しをしましたが、
昨日はカ
こちらも毎年恒例で、寒さが厳しくなってくると外のカメ池は凍っ
カメたちが生活できなくなってしまうため、その前に館
避難します。
水族館内の<岸辺の魚水槽>で、元気に泳いだり、のんびり休憩し
運が良いと、水槽の中を泳いでいる可愛らしい姿を目撃できるかも
飼育スタッフ 亀井
ぶじ孵化しました
一月以上前になりますが、ブログでご紹介したマスの卵たち。
現在では、人工の餌にも慣れ、すくすくと育っています。
マスやサケの卵は、一日の平均水温を毎日足していき、
合計がある「温度」に達すると孵化するという特徴があります。
ただ、種類によってある「温度」は違い、ニジマスだと300℃
になります。
一月くらいは卵のままなので、
飼育スタッフ 加藤
11月マンスリー水槽
11月に入り、今年も残り2か月となりました。
去年まで大阪で過ごしていた私は気温の変化についていけず、
夏から秋をすっ飛ばして一気に冬になった感覚です。
紅葉も落ちるのが早く、今がちょうど見頃ですよ。
さて、11月23日は勤労感謝の日です。
そこで今月のマンスリー水槽は「水槽のお掃除屋さん」をテーマにしました。
展示している生き物はコリドラス、オトシンクルス、ヤマトヌマエビです。



彼らに「掃除をしている」という意識はありませんが、エサの食べ残しやガラス面に生えたコケを食べてくれるので
私たち飼育スタッフはとても助かっています。また陰で健気に掃除してくれている姿を見ていると癒されます。
彼らを見習って、私もいっそう仕事を頑張りたいと思います。
飼育スタッフ 古根川
源流・上流水槽のお引越し
一昨日の10月31日(火)、源流水槽と上流水槽の魚の入れ換えを行い、
今まで水槽で泳いでいた魚たちは、これからの産卵に備えてバックヤードへ
お引越ししました。
展示水槽の中でも産卵しますが、人の目があると警戒してなかなか産めなかったり、
産んでも他の魚に食べられてしまって卵から成長できなかったりするため、
紅葉の時期には毎年このお引越しが行われます。
現在水槽で泳いでいるのは、昨年水族館や養魚場で産まれ育った子供たち。
来年の産卵に向け、この魚たちを頑張って立派に育てます。
飼育スタッフ 亀井