2025年06月26日

泡の正体は??

先日、バックヤード外の生垣の中に白い泡の塊を見つけました。

生みたての卵

の泡の正体は「モリアオガエルの卵」です。

モリアオガエルは5月~7月の雨が多い時期に、湖や池などが下にある木の上に白い泡状の卵を産みます。

泡の中に卵が混ざっていて、卵を乾燥やヘビなどの外敵から守る役割があると言われています。

泡は日が経つにつれて表面が乾いてカサカサになりますが、

泡の中は乾いた硬い表面が水の蒸発を防ぐため、卵が孵化するのに必要な温度や湿度が保たれています。

カサカサになった泡は雨が降ると崩れ、泡の中で孵化していたオタマジャクシが出てきます。

カサカサの卵

今週は雨の日が多いので、オタマジャクシを見る事が出来るかもしれません。

飼育スタッフ 西中