2025年06月24日

小さな魚の正体は?

先日、水族館1階の「希少な魚水槽」を掃除中、1cmにも満たない小さな魚が泳いでいるのに気がつきました。

よく目を凝らして見てみると、なんと“ミナミメダカ”の稚魚でした。

今まで希少な魚水槽ではミナミヌマエビが繁殖しているのは何回か確認していましたが、ミナミメダカの繁殖は初めてだったので驚きです。

この水槽にはミナミメダカやミナミヌマエビの他に、ゲンゴロウブナやニホンイシガメなどメダカの稚魚にとって天敵が沢山います。

どうやら水槽に入っている水草や植物の根っこが稚魚たちの隠れ場所になっていたのでしょう。

たくましく生きる小さなミナミメダカたちの成長をこれからも見守っていきたいと思います。

是非皆さまも希少な魚水槽を観察する際は、水草の隙間に隠れているミナミメダカやミナミヌマエビの子どもたちを探してみてくださいね。

ミナミヌマエビの子どもは5㎜サイズ!
目を凝らして探してみよう!

飼育スタッフ 一見