2025年05月30日
ゲンゴロウ保育園が始まるんです
寒い冬を乗り越え、今年も絶滅危惧種「ゲンゴロウ」が産卵しました。

産卵した親ゲンゴロウは水族館で飼育を始めてから二年近く経ちましたが、未だ衰えを知らず、たくさん餌を食べています。

ゲンゴロウは植物の茎の中に卵を産みつけるのですが、昨年度は水槽内にセリを入れていましたが、ほとんど利用せずに水槽の底にバラバラと産み落とされていました。

しかし、今年はコツを掴んだかのように、茎の中に上手に産み付けていました。ゲンゴロウたちが好きな太さの茎を選べるよう様々な茎を入れた事が功を奏したのかもしれません。

昨年の反省点を思い返しながら、今後も希少生物の保全に取り組んでいきます。
飼育スタッフ 川野