2019年06月03日

行こうぜ魚釣り!

 

今月6月3日(日)と30日(日)には水族館イベント「行こうぜ魚釣り!」を開催予定です。

毎年開催しているこのイベントは、富士五湖の1つ西湖に行って、実際に釣りをするイベントです。

   大人も子供も夢中になってる様子

参加者の皆さんは、岸から泳いでいるのが見えるオイカワや、沖合で水面をジャンプするマスを釣ろうと頑張りますが、

大抵は水底にたくさんいるヌマチチブが釣れます。

    水底で姿を見せるヌマチチブ

釣れた魚の一部はイベント終了後に水族館へ持ち帰り、エントランスの水槽にて期間限定で展示も行っています。

今年こそ大物に出会ってみたいものです。

  昨年度参加者の皆さんとの集合写真

飼育スタッフ 羽生

2019年06月02日

6月の水槽

6月に入り、梅雨の季節となりました。

水族館のマンスリー水槽も展示変更されて、今月はイエアメガエルが皆さんをお出迎えしてくれます。

マンスリー水槽のイエアメガエル

イエアメガエルは、木登りが得意なカエルで普段は木の上や壁面にくっついているはずですが、

水族館で展示している子たちは、なぜかよく地面や地中にいます。

かくれんぼ中…
地面からひょっこり

せっかくイエアメガエルのために入れた木の枝も、ただの飾りになってしまっています。

木の上よりも地面にいる方が好きなイエアメガエルなのでした。

飼育スタッフ 一見

2019年06月01日

過ごしやすい季節になりました。

2019年もあっという間に半分が過ぎてしまいました。

 

忍野村ではこの時期、日中は日差しが強い日があるものの朝晩は涼しくとても過ごしやすい季節です。

 

また、さかな公園内では多くの植物たちが花を咲かせています。

  

小川の流れる音を聞き、色鮮やかに咲く花をみながら公園内を散歩するととても清々しい気分になれます。

みなさんも自然の音や風景を楽しみながら散歩をしてみてはいかがでしょうか。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2019年05月31日

天気の良い日には

最近の忍野村の天気は

快晴の日もあれば、雲が多かったり、雨が突然降ったりと、

毎日の気温差が激しく、健康管理がむずかしいです

 

 

晴れた日の休憩時間には水族館二階のウッドデッキに出て空を眺めています。

 

しかし、ただ眺めているのではありません。

大きなレンズをつけたカメラと一緒に、

野鳥を探しています。

晴れていれば大体の日は上空にトビが飛んでいます。

羽の模様、胴体の色、尾翼の形などに注目すると

時々形が変わった鳥も飛んでいます。

 

この前はノスリというタカの仲間が飛んでいました。

珍しい種類ではないですが、

観察や写真を撮っている時は大型の鳥好きの私にはたまらないひと時です。

 

飼育スタッフ 山﨑

2019年05月30日

謎の容器

 

突然ですが、これはいったい何だと思いますか?

市販のタッパーを加工して作っているのですが、

実はこれ「ホトケドジョウの採卵容器」なんです。

 

ホトケドジョウは水草に卵を産み付けるのですが、

メダカの卵のような粘着力はなく、底に落ちてしまいます。

 

また、落ちた卵を親が食べてしまうこともあるので、

それを防ぐためにこのような容器を使います。

 

使い方はとても簡単で、まずネットとネットの間に水草を詰め、水に沈めます。

あとは、卵を産んでくれるのを待つだけです。

産まれた卵はネットの間を通って容器に落ちていきます。

 

果たしてホトケドジョウ達はこの手作り容器に卵を産んでくれるのでしょうか。

今後が楽しみです。

 

飼育スタッフ 古根川

2019年05月28日

エサの時間

水族館のある忍野村では、30度を超えるような暑い日が続いていましたが、

今日は昨日と打って変わって最高気温が20度以下と少し肌寒いです。

 

水族館では「エサの時間」を毎日行っています。

間になると各水槽にいる魚のエサやりを見ることが出来ます。

魚によって与えている餌や大きさが違うので、食べている姿だけではなく、餌にも注目して頂けたらと思います。

魚の状態や状況によって時間が前後する事があります。

飼育スタッフ 西中

2019年05月26日

漢字の勉強

現在水族館では「漢字で見る生き物展」を好評開催中です。

 

今回はその中でもヒトデとナマコをご紹介します。

 

ヒトデとナマコは棘皮動物と呼ばれる仲間で、姿かたちが他の生き物とは大きく違っています。

 

ヒトデは星の形をしていることから漢字で「海星」と書きます。

     星の形をした海星

また、ナマコは形がネズミに似ていることから「海鼠」と書きます。

    ネズミに似ている?海鼠

 

こちらは水槽の様子を写した写真ですが、お互い自分の漢字を知らないので、逆の漢字にへばりついています。

漢字を知っている私たちからすると少しおかしな光景でした。

 

飼育スタッフ 鷲雄

 

2019年05月25日

小さな幸せ

5月半ばに入って、水族館の周りも大分緑が生い茂ってきました。

そんな中、飼育スタッフは毎日水族館の周りに生えている野草を摘みに行っています。

なぜかと言いますと、2階に展示しているギリシャリクガメとフトアゴヒゲトカゲのごはんになるからです。

爬虫類たちに与えている野草は、タンポポの葉やシロツメグサ(クローバー)などです。

タンポポの葉(左)、シロツメグサ(右)

今日もいつもと変わらず野草を摘みに行くと、なんとシロツメグサの中に四葉のクローバーを発見しました。

四葉のクローバー発見!

早速、この小さな幸せを爬虫類たちにおすそ分けしましたが、彼らはおそらく気付いていないでしょう。

今日も元気にモリモリごはんを食べるだけでした。

お食事中~

ごはんが食べられることが彼らにとっての幸せのようです。

2019年05月24日

カエルの大変身 2

 

以前、変態途中の姿をご紹介したナガレタゴガエル達が、無事に変態を終えました。

壁に貼りつく幼体

若干、顔つきがまだ幼いですが、体はしっかり大人のカエルに育っています。

模様もうっすらと

ちなみに、1年前にオタマジャクシからカエルに変態した個体と比べてみました。1年でここまで大きく育ちます。

並べてみました

この先、この子たちが元気に育っていくには、自分の力でエサを捕まえなくてはいけません。

口に入るとても小さなサイズでないと食べられないので、現在はエサ用のショウジョウバエを与えています。

 

それでは、続報をお楽しみに。

 

飼育スタッフ 古根川

2019年05月23日

ビオトープの変化 Part2

毎朝、ビオトープの観察をすることが日課になりました。

 

以前あげたキショウブは

その後いくつか咲き、

今はしぼんでしまいました。

 

 

しかし、ビオトープに新しい生き物が

遊びに来てくれるようになりました。

 

先日は水面を忍者のように歩く「アメンボ」を確認しました。

 

 

実はアメンボには羽があるので、

水溜りや池、ビオトープなど様々な水場を飛び回っています。

 

 

他にも鳥の休憩小屋に用意した餌皿が下に落とされていたりなど、

まだ確認できていない生き物がたくさんいます。

 

今後も、ビオトープに変化があったら

ブログにて発表をしていきます。

 

飼育スタッフ 山﨑