おしくらまんじゅう
私の好きな生き物の中に「ホトケドジョウ」という魚がいます。
今回は彼らの日常を少し紹介します。
といっても、ほとんどの時間をみんな岩陰に集まって過ごしています。
少し観察しづらいですが、数匹出てきていることもあるのでその時はじっくり観察するチャンスです。
エサを食べるときはみんな出てきますが、小さい魚なので外敵に襲われないようにすぐ隠れてしまいます。
動くと意外と活発なので見ていて飽きません。
ぜひこのホトケドジョウに興味を持っていただければと思います。
飼育スタッフ 古根川
ミヤイリガイの展示が始まって1ヶ月
「ミヤイリガイと地方病~7ミリの小さな巻貝と115年の長い歴
2月17
水槽のレイアウトが全く違うことに気づいた方もいると
ミヤイリガイは陸と水の中どちらでも生息できる水陸両
カワニナは水の中に生息している水棲の巻貝なので、
2
特にミヤイリガイは生息環境の調査に行ったときに、田んぼ
レ
卵をふ化させよう!
2月18日(火)のブログでマイクロアクアリウムコーナーの新展示「ホウネンエビ」について紹介しましたが、
先日展示しているホウネンエビのお腹に卵があるのを発見しました。
ホウネンエビの卵は低温や乾燥に強いことが知られています。
生息している田んぼなどは冬になると水を張らずに乾燥させるので、その時期は卵の状態で過ごし、
春になると水が張られ水温が上がるので、ホウネンエビの赤ちゃんたちが一斉に孵化します。
今回生まれた卵たちは1回冷蔵庫に入れて冷やしたあと、
再び25度くらいの水の中に入れて孵化させようと思います。
赤ちゃんたちが生まれてきたらまたブログにてお伝えしますので、お楽しみに。
飼育スタッフ 西中
春が来る
3月に入り、日中では暖かい日が増えてきました。
そろそろ季節は春になりますが、水族館の周りはまだまだ緑が少なく物寂しい景観です。
そんな中、水草水槽のアゼで花を咲かせているタンポポを発見しました。
次に咲いてくる蕾もいくつか確認できたので、
これから水草水槽のアゼが華やかになってくると思います。
他にも蕾を付けている植物たちがあるので、今後が楽しみです。
一足早い春の訪れを感じさせられる水草水槽でのちょっとした出来事でした。
飼育スタッフ 一見
石の下には何がいる Part7
水族館の周りにある富士五湖は
湖の周りや湖底に溶岩や岩がよく目
ごつごつとした溶岩や岩は複雑な形をして
生き物の住処として重要な役割を果たします。
富士五湖の1
ナマズの仲間であるギギが多く生息しています。
夜
夜になると湖のあ
水族館で飼育しているギギは少
物陰にかくれた隙間から見れる顔がとても可愛ら
飼育スタッフ 山﨑
カエルのお目覚め?
今年は暖冬と言われていますが、忍野村も気温が10度を超える日が増えてきました。
生き物たちも少なからず暖かさを感じているようで、
特に今までじっとしていたカエル達がモゾモゾと動き始めています。
ヤマアカガエルは水槽内を動き回ったようで、草が踏みつぶされていました。
アズマヒキガエルは木登りを始めた様です。
ただ、まだまだ眠い子もいるようで、カジカガエルはいつもの場所でお休み中です。
カエルなどの両生類はもちろん、魚類、爬虫類は変温動物です。
環境の温度によって体温が左右されてしまい、姿や仕草が違ってくるので、それらを観察するのも面白いものです。
飼育スタッフ 古根川
マミズクラゲ展示記録900日達成!!
先日、マミズクラゲの連続展示記録が900日となりました。
目標
実は900日を迎えるにあたり、ある問題が発生していました
それは「クラゲ芽や稚クラゲが思うように出ない」
クラゲ芽がポリプから離れずに、ポリプと一緒に
何回もこの状況が続くので、偶然
水質や水温、餌やりの頻度な
水換えの時の水温に少し差があることに気がつき
水換えや餌やりの時の水温に気をつけて飼育を行ったとこ
稚クラゲが出るようになり無事に900日を迎える事ができま
改めてマミズクラゲは繊細な生き物だと思ったと同時に、
1
飼
今日のアカハライモリ その②
2月から水族館のアカハライモリに繁殖期が訪れているのですが、
先日からイモリのオスが求愛行動をとっているのが確認できました。
メスに顔をくっつけて、尻尾をひらひらしている姿がとても可愛らしいです。
このまま上手く行けば、もしかしたらメスが水草に卵を産み付けるかもしれません。
これからもアカハライモリ達から目が離せません!
飼育スタッフ 一見
淡水2枚貝のグロキディウム幼生
淡水2枚貝の飼育を始めて約1ヵ月が経ちました。
エサの種類を変えてみたり、回数を変えてみたりと試行錯誤しながら飼育を続け、
今のところは大きな問題もなく、飼育を続けられています。
飼育を始めてから2週間程経った頃、水槽内である変化が起きました。
それは一緒に飼育しているメダカやドジョウのヒレに白い点が見られるようになったことです。
実はこれは貝の幼生(赤ちゃん)のグロキディウム幼生と呼ばれるものです。
グロキディウム幼生は貝から生まれた後、一度魚のヒレに寄生し、
魚の栄養を吸って大きくなったら魚から外れて底生生活を送るという生活史を持っています。
現在魚には白い点は見られないので恐らく砂の中で底生生活を始めていると思われます。
今後は大人の貝の飼育とは別に幼生の様子も見ていきたいと思います。
飼育スタッフ 鷲雄
ホウネンエビ?オバケエビ?
水族館2階にあるマイクロアクアリウムコーナーでは、マミズクラ
オバケエビという名前で飼育セットが流行ったので、知
私も小学生のとき夏休みの自由研究
ホウネンエビは
普段はゆっくり泳いでいるのですが
捕まえるのが意外と難しい種類です。
名前の由来は、
ゆっくり泳ぐ姿を見
飼育スタッフ 西中