2020年09月10日

ホテイアオイの花

 

先日、水族館バックヤードの外でホテイアオイが花を咲かせていました。

ホテイアオイとは水面に浮かんで生息する南アメリカ原産の水草です。

高い繁殖力を持つため日本を含めた世界各地で問題視されている種ですが、

写真のようにきれいな花をつけるため別名「ウォーターヒヤシンス」とも呼ばれています。

 

ちなみに花言葉は「揺れる心」「恋の悲しみ」です。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年09月08日

マミズクラゲ3年目まであと1日

連続展示記録を更新し続けている「マミズクラゲ」ですが、明日9月9日(水)で展示を開始してからちょうど3年、

そしてあと5日後の9月13日(日)で連続展示記録1100日目を迎えます。

1500日目は2021年10月18日です。

連続展示記録が国内1位になり、そのあと1000日を迎えたのがつい先日のような気もします。

これからも展示を続けられるように飼育と研究に力を入れて頑張っていきます。

飼育スタッフ 西中

 

2020年09月07日

雨でも元気!

水族館のある忍野村では最近、雨が降ったり止んだり不安定な天気が続いています。

外池が見える横見水槽からは、雨水が滴る池の様子を見ることが出来ます。

本日も大雨です。

 

水の中にいる魚たちは、雨が降っていても気にせず元気に泳いでいます。

大雨でもどこ吹く風の魚たち。

 

雨が降ると気持ちが下がってしまう私にとっては魚たちがとてもうらやましいです。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2020年09月07日

ニジマスと秋

外池に泳いでいるニジマスが繁殖のシーズンを迎えています。

 

オスはアゴが変形し、

メスは卵を持つので腹が膨れてくるのが特徴的です。

 

特にこのシーズンに入ると、ニジマスのオスは警戒心が高くなり、

近寄ってきた他のオスを追い払うようになります。

 

ペアが出来て寄り添って泳いでいる姿を見ると、

秋の季節をいち早く感じ取れるような気がします。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年09月05日

ホトケドジョウの成長記録 ~最終章~

以前からお伝えしていたホトケドジョウの繁殖についてですが、生まれてから約3カ月が経ち、3cm程まで成長しました。

 

ここまで大きくなると、大人のホトケドジョウの姿にかなり近くなります。

 

他の魚に比べてお腹がすけているのがホトケドジョウの特徴なのですが、稚魚の頃からもしっかり透明になっていてエサを食べるとお腹がエサの色になります。

大きく育ってね!

 

これからも立派なホトケドジョウに成長するように暖かく見守っていきます。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2020年09月04日

平日の水族館

今年の夏休み期間中も、たくさんの方にお越しいただきました。

8月中は平日も賑わっていた館内ですが、9月に入り仕事や学校が始まると、館内は普段の落ち着いた平日へ戻りました。

静かな館内①
静かな館内②

来館者の方たちが楽しんでいる声であふれる館内も良いですが、水の流れる音が聞こえる静かな館内も素敵です。

水槽の生き物を一匹ずつじっくり観察することもできます。

平日に来館した際は、優雅に泳ぐ魚たちを見ながら静かな館内をゆっくりとお楽しみください。

貸し切り状態の横見水槽

飼育スタッフ 一見

2020年09月03日

よちよちサンショウウオ

 

水族館のバックヤードには展示には出ていない様々な生き物を飼育しています。

このサンショウウオたちは山梨県には生息していない種類で、

バックヤードですくすくと育っています。

クロサンショウウオ
カスミサンショウウオ

まだ上陸したての可愛いサイズなので動きはヨチヨチしているかと思えば、

一人前に餌を自力で捕まえることができます。

生き物が可愛い時期にお世話できるのも飼育スタッフの醍醐味です。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年09月01日

休館日でもスタッフは作業中

今日から9月ということで毎週火曜日は休館日になっています。
誰もいない館内を見ていると夏も終わったのかと少し寂しくなります。
静かな館内です。
お客さんがいないと広く感じます。
さて、久々の休館日ということもあり、大型水槽の掃除や、館内の細かい所の掃除などを行っています。
二重回遊水槽は水換えを行うために、魚がいる状態で水位を下げて換水をしたり、小型水槽を丸洗いしています。
今日は掃除Day!
その他にも、水族館の周りに生えている草や、道に飛び出した枝などを整えたりしています。
開館中はなかなか作業できない事を一気にやってしまう休館日ならではの光景です。
飼育スタッフ 西中
2020年08月30日

今日のアカハライモリ⑨

今年の5月に産まれたアカハライモリの幼生がついに上陸しました。

産まれたときに生えていた外鰓(がいさい)も無くなり、成体と同じ形に変体しました。

幼生から幼体へ!

しかし、ここからが両生類の飼育で大変なところです。

上陸したての幼体は、なかなかエサを食べてくれません。

餓死させないため、給餌のタイミングには注意が必要です。

今は産まれたてのコオロギを置き餌したり、赤虫を目の前にちらつかせたりするなど試行錯誤しています。

元気なアカハライモリを目指して、これからも飼育に力を入れていきます。

飼育スタッフ 一見

2020年08月29日

水の中で咲く花!?

先日、本栖湖に行ってきました。

 

8月は一年で最も透明度が高く、水温も20度以上あるので、

とても気持ちのいいダイビングができます。

 

入ってすぐの浅瀬にはたくさんの小魚の群れが見られ、

深場にはコイやオオクチバスが見られます。

 

今回のダイビングでは、

特に一年でもわずかな期間でしか見ることの出来ない「セキショウモ」の水中花を見ることが出来ました。

 

しかし、完全に咲いてはおらず、開花まで後少しの状態でした。

また来月に、この水中花を探しに行きたいと思います。

 

飼育スタッフ 山﨑