2017年02月07日

かくれんぼマスター

今回ご紹介する生物は、水族館の中でも隠れ上手な「モリアオガエル」です。

黄緑色の体色に8cm程まで成長する比較的大きなカエルですが、大きな体をしているのに
隠れるのが上手い理由として、このカエルの生息環境に秘密があります。

モリアオガエルは樹上性のカエルで、自然界では指先にある大きな吸盤を使って器用に木を登り、
枝先などでよく見られます。また、夜行性のため日中はあまり動き回らず、じっとしています。

水槽内でも、背景パネルの上や水槽上部に張り付いてじっとしていることが多いので、
普段から見慣れている私たち飼育員でも見失うことがあります。
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お越しの際は、隠れ上手なこのカエルを水槽の隅々まで探してみてください。
飼育スタッフ 羽生

2017年02月02日

朝一の外池

今日の朝、外池を見ると湯気のような「蒸気霧」が出ていました。
外池3

この蒸気霧は、冷たい空気が、空気よりも温かい水の上にあるときに、水面から蒸発した水蒸気が固まって出来る霧の事です。

外からだけではなく、館内の横見水槽からも綺麗な蒸気霧を見る事が出来ます。
外池4

 寒い日の朝しか見る事ができない光景なので、少し得した気分になりました。

飼育スタッフ 西中

2017年01月31日

2月のマンスリー水槽

2月23日の「富士山の日」にちなんで、水族館1階マンスリー水槽では
明日から”西湖”からやってきた大きなウナギを展示します。

山梨県は海がないため、河川や湖沼を中心とした内水面漁業がとても
盛んな県です。
富士山の噴火によってできた堰止湖である富士五湖は、もともと魚は
棲んでいませんでしたが、漁業目的で様々な魚の放流が行われ、
現在ではニジマスやワカサギ,オイカワ,コイ,フナなど様々な魚が棲んでいます。
ウナギもかつては放流が行われていましたが、現在は行われていません。
広い湖で自由に過ごすウナギたちは、ワカサギや他の小魚を食べているため、
巨大な個体が見つかることがあるのです。

前にもブログでご紹介したことのあるウナギなのですが、より一層間近で見られるので、
迫力増大です。
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飼育スタッフ 亀井

2017年01月27日

赤い眼の魚

今回は淡水水族館にいる少し変わった魚を紹介します。

現在水族館1階に展示されている「アカメ」という魚ですが、実は海の水と川の水が混ざり合う汽水域から沿岸部分に生息していて、純粋な淡水域には生息していません。
大きさ1m以上にもなる大型の肉食魚で、日本周辺にのみ生息する固有種と言われています。
また「赤眼」という和名の由来にもなっている、少し変わった眼が特徴でもあります。
明るいところでは、普通の魚と変わらない黒目をしていますが、暗い場所で光が反射すると赤く光ります。
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現在は絶滅危惧ⅠB(環境省レッドリスト)に指定され、個体数が激減してきている希少な魚です。

日本を代表する魚の1種として、ご来館された際は是非ご覧ください。
飼育スタッフ羽生

2017年01月24日

青いマス

以前から紹介させて頂いているマスの子供達。
今では水槽の前に立つとマスの子供達がいっせいに
駆け寄ってくるようになりました。
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そこで気づいたのですが、何百匹いるマスの子供達の中に
一匹だけ青い色をした子を見つけました。
プレゼンテーション1

青い色をしたマスはコバルトマスと呼ばれ、当館では3年ぶりに産まれてきました。
しかし、他のマス達よりも生育が遅かったり、体が弱かったりと
大きく育てるのが難しい魚ですが、皆さんにご披露できるように頑張ります。

飼育スタッフ 加藤

2017年01月20日

カジカガエル

 寒さが続いている忍野村です。

今回は両生類コーナーにいる「カジカガエル」を紹介します。
カジカガエルは日本の渓流付近に生息し、「フィー、フィー」とシカのように美しく鳴く事から「河鹿蛙」と名前が付けられ、古くから愛されています。
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 体の色が石の色と似ているので、なかなか見つけることができません。
水槽の中でも石に溶け込んで、上手く姿を隠しているので是非見つけてみて下さい。
飼育スタッフ 西中

2017年01月15日

メキシコサラマンダー

現在、水族館1階企画水槽では企画展「みんなの人気者」を開催中です。
今回はその中から「メキシコサラマンダー」をご紹介します。

名前だけを見ると、いったい何の仲間なのかと身構えがちですが、
実はすごくよく知られている生き物「ウーパールーパー」です。
このウーパールーパーとは日本で使われている流通名(あだ名のようなもの)で、
「アホロートル」というのはスペイン語です(メキシコサラマンダーは英名)。
 
様々な色のバリエーションや胴の短いタイプなどが作り出されており、
今もなおペットとして人気の高い生き物で、日本ではあるテレビCMをきっかけに
とても有名になったメキシコ原産のサンショウウオの仲間です。
宇宙人のように扱われていたこともあったそうですが、独特な見た目だけでなく、
手足などが欠けても再生するという強い再生力もその理由の1つかもしれませんね。
水族館にいる2匹ような色などがよく知られていますが、
実際の色は黒っぽいんですよ。

本来の生息地メキシコでは、乱獲や水質汚染などにより、絶滅寸前の希少種です。

           水族館の2匹
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飼育スタッフ 亀井

2017年01月11日

新たな魚

本日、新たな魚達が加わりました。
こちらの魚達です。
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この魚はニジマスのアルビノになります。
産まれつきメラニン色素と呼ばれる色素を作る
遺伝子が欠損している為、体色が黄色になります。
このようなアルビノの生き物が産まれてくる確率は
とても低く1/1億とも言われています。
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中国などでは黄色は幸運を呼ぶと言われる色なので
良い運を招いてもらいたいです。

飼育スタッフ 加藤

2017年01月06日

新展示開始のお知らせ

1月も6日が過ぎ、街のお正月ムードも段々と薄れてきました。

さて、以前よりブログでご紹介してきた新水槽棚ですが、先日ついに完成して展示開始と
なりました。

展示内容は今まで伏せていましたが、実は以前まで展示していた「山梨県周辺に住む両生類」水槽のリニューアルだったのです。
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水槽本数,展示種数も大幅に増え、以前の66種から914種と倍以上になりました。

更に、それぞれの生物が生息している自然環境を再現したレイアウトを行っています。
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今は山梨県周辺に生息するサンショウウオ・カエルの仲間を展示していますが、今後は
山梨県に生息する両生類全種の展示を目指しています。

水族館にお越しの際は、新しくなった両生類水槽を是非ご覧ください。
飼育スタッフ 羽生

2017年01月03日

イカ墨で書初め

新年明けましておめでとうございます。昨年は沢山の方々に来ていただき、有難うございました。今年も皆様に水族館を楽しんで頂けるようにスタッフ一同頑張ります。本年もよろしくお願い致します。

さて、水族館では123日に新春特別イベント「イカ墨で書初め」を開催しました。

普段使う墨汁ではなく、なんと本物のイカ墨を使って書初めをするイベントです。
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実はインクや絵具にある「セピア」という色は、イカ墨由来の黒みがかった茶色の事で、イカ墨は意外なところでも使われています。

参加されたお客様は、今年の抱負やイカの絵など様々な内容を書かれていました。P1020078

今年はイカのように味のある年になるように、私もイカ墨で書初めをしたいと思います。
飼育スタッフ 西中