春の訪れを感じる山菜
水族館がある忍野村では最高気温が10℃近くになる日が増え、
過ごしやすい日が続いています。
2月10日に降った雪が水族館の周りにまだ残っていますが、
少しずつ春の訪れを感じ始め、地面からは「フキノトウ」が顔を出しました。
フキノトウと言えばほろ苦い味が特徴の山菜ですが、
採れたてのものや、まだ日に当たっていない黄色いものを選んで食べると苦味が抑えられるそうです。
最近料理にハマっているので、山菜料理にも挑戦してみようと思います。
飼育スタッフ 西中
ガチャポンのフィギュア
生き物が好きで飼育スタッフを目指した私ですが、
生き物のフィギ
最近のガチャポンはクオリティーも高く、
また
リアルなものからちょっとしたアイテムまでついつ
充電器の差し込み口につけるこのアイテム
毎日スマホを充電して目に入るからこ
スマホの充電をするとともに、
可愛い爬
飼育スタッフ 山﨑
今日のアカハライモリ㉑
アカハライモリの給餌トレーニングを行い続けた結果すべての幼体達がピンセット給餌に慣れたため、次のステップとして人工飼料に馴らすトレーニングを始めました。
5cmにも満たない幼体にとって成体に与えている人工飼料は大きすぎるので、水でふやかして小さく丸めなおしてから与えます。
初めて人工飼料を与えてみたところ、数個体は摂餌を確認する事が出来ました。
これからは赤虫と人工飼料を交互に与えて、最終的には人工飼料に切り替えていきます。
今後もアカハライモリ達の成長を見守っていきます。
飼育スタッフ 一見
新展示「マミズクラゲとミズクラゲを比べてみよう!」展示開始
本日3月5日(土)から水族館2階マイクロアクアリウムコーナーにて新展示
「マミズクラゲとミズクラゲを比べてみよう!」を開始しました。
淡水域に生息するマミズクラゲと海に生息するミズクラゲにはどんな違いがあるのかを実物のクラゲとともにパネルで解説しています。
展示の様子
マミズクラゲ ミズクラゲ
同じクラゲの仲間でもそれぞれ違う特徴を持っているので、
違いを比べてみてクラゲの世界に興味を持って頂けたら嬉しいです。
飼育スタッフ 鷲雄
生き物のお世話だけではない?
2月6日のブログにて企画展・特別展の内容は飼育スタッフが考えているとお伝えしました。
実は、飼育スタッフが考えているのは展示以外にもまだまだあります。
例えば、水族館では様々なイベントを年間通して行っています。
そのイベントの内容や日程などを飼育スタッフが決めています。
来年度は今まで行ってきたイベントに加え、
新しいイベントをいくつか追加する予定になっており、
現在新イベントの試作品作りを行っています。
小さなお子様から大人の方まで楽しめるように、
簡単かつ面白く勉強になるような内容を心がけています。
どんなイベントになるかは来年度のお楽しみです。
また、イベント情報は水族館のホームページやブログにてお伝えしますので、チェックして下さいね。
飼育スタッフ 西中
コケ紹介番外編「他の植物」
以前から紹介しているホトケドジョウの水槽ですが、陸上部分にコケ以外の植物がたくさん生えてきました。
水槽の様子。以前に比べ緑が増えてきました。
コケを植えた際に植物の種が紛れ込んでいて、強いライトと適度な水分の影響で発芽したと思われます。
コケ以外の植物が育ってきました。
自然の雰囲気にはとても合うのですが、他の植物が育ちすぎるとコケの成長を阻害してしまうので、
全体のバランスを見て剪定していきます。
飼育スタッフ 鷲雄
希少生物コーナー その後②
1月30日(日)のブログで紹介した希少生物コーナーの壁紙の貼り替え作業から約1か月経ちました。
あれから閉館後や休館日に少しずつ進め、先日全ての壁紙を貼ることが出来ました。
また、貼り替え作業と同時に、作成していた立体的なパネルも取り付けています。
木目調の壁紙と立体的なパネルで以前よりも魅力的な希少生物コーナーになったのではないでしょうか。
スタッフみんなで頑張って作った力作なので、展示生物と同じぐらい展示パネルもじっくり見ていただけると嬉しいです。
飼育スタッフ 一見
子を背負う虫
先日、忍野村では朝の気温がマイナス11℃とかなり寒い日があり
館内は暖房が効いているので居心地が良いです。
暖房に
特に小型水槽では
そのせいなのか先週もブログに
水槽内では早めの春がやってきています。
今回はコオイムシが産卵
コオイムシの背中を見るとすぐわかる
背中に卵が付いています。
卵を外敵から守ったり、
孵化するまで面倒を見ます
現在、水槽内で背中に卵を背負ったコオイムシが見られますので
飼育スタッフ 山﨑
心臓に悪い寝相
魚も私たちと同じように睡眠を取りますが、寝る場所や時間帯などは魚の種類によって異なります。
例えば、川の魚水槽で展示している「二ホンウナギ」や「ギギ」は夜行性なので、
昼間は石の陰に隠れてじっとしています。
しかし、中にはなぜこんな姿で寝ているの?と疑問に思う魚もいます。
それは、深みの魚水槽で展示している「ナマズ」です。
ナマズは夜行性なので昼間は動かない事が多いですが、
水槽の底で逆さまにひっくり返りながら寝ている姿をよく見かけます。
死んだふりをしているのか、それともその寝相が心地良いのか分かりませんが、最初見た時はかなり焦りました。
飼育スタッフにとっては心臓に悪い寝相ですが、
普段なかなかナマズのお腹を見る事がないと思いますので、この機会に観察してみて下さい。
飼育スタッフ 西中
小さなカヤネズミ⑤
先週、展示のカヤネズミ水槽で新しく4匹の子ネズミ達が元気に走り回っているのを発見しました。
今月の初め頃にお腹が大きいメス個体を確認していたので、今回はもう驚いたりしませんよ!
これで水族館のカヤネズミが繁殖するのは5回目になります。
子ネズミが巣から出てくるタイミングが今までより遅かったため少し心配しましたが、無事出て来てくれて安心しました。
カヤネズミの匹数が思った以上に増えたため、今後は展示のレイアウトを改良して昼と夜の比較水槽にしようと考えています。
今後のカヤネズミ水槽をお楽しみに!
飼育スタッフ 一見