2022年10月13日

ものしり百科展 クイズ編①

7月13日(水)から開催している特別展“ものしり百科展”も終了まで残るところあと半月となりました。

この特別展では生き物の展示だけでなく、その生き物についてのクイズが書かれたPOPが水槽ごとに貼ってあります。

来館したお客様の多くがクイズに挑戦して楽しんでいたので、ブログでもいくつか紹介したいと思います。

今回紹介するのは、“ハリセンボン”についてのクイズです。

ハリセンボンというと体から生えている無数のトゲが有名ですが、あのトゲは何本あると思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは約400本

名前に“センボン(1000本)”とついていますが、実際は300~400本程です。

このようにハリセンボン以外にも面白いクイズがあるので、是非挑戦してみてくださいね。

飼育スタッフ 一見

2022年10月08日

もうすぐ紅葉の季節!

10月に入り、朝晩はかなり冷え込むようになりました。

さて、水族館のあるさかな公園では毎年10月後半~11月にかけて紅葉が見頃を迎えます。

 

10月8日現在ではまだまだ緑色の葉っぱが多く残っていますが、

少しずつ黄色の葉っぱも見られるようになってきました。

色づく葉っぱたち。秋だね~。

 

これから徐々に色づいていく木々を見るのが私の密かな楽しみです。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2022年10月07日

10月のマンスリー水槽

10月31日はハロウィンという事で、水族館のエントランスにあるマンスリー水槽をハロウィンらしく飾り付けしてみました。

今月の生き物は、ハロウィンに欠かせないお菓子にちなんで“キャンディ・テトラ”です。

一見地味な体色の魚ですが、よく見ると体が緑色でヒレにほんのりオレンジ色がのっている熱帯魚らしい体色をしています。

残念ながら水族館では“Trick or treat!(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!)”と言われてもお菓子はあげられないので、イタズラしないでくださいね。

代わりにじっくりキャンディ・テトラを観察してみましょう!

 

飼育スタッフ 一見

2022年10月06日

アユが孵化しました

先週からチャレンジしていたアユの人工授精と稚魚育成は、

順調に成長しています。

 

現在は孵化したばかりで、

体も透明です。

 

魚の卵には浮遊卵と付着卵の二種類があり、

どちらも漢字の通りで産卵直後に水中を漂う卵と何かに付着する卵があります。

 

アユは付着卵で自然界では川の底砂に産みつけて、

砂利に付いたまま成長していきます。

 

今回は付着卵の性質からか、

受精卵にカビが生えてしまうと近くにある卵にもカビが広がっていき

死んでしまうことが多く見られました。

 

昨日も新たに人工授精を行ったので、

回はカビが生えない様に少量の塩を入れるなどして対策をとり、

行錯誤を繰り返してたくさんのアユが産まれるように頑張ります。

 

飼育スタッフ山﨑

2022年10月03日

タッチング成功!

先週に引き続き、エボシカメレオンの様子についてご紹介します。

最近は人に少しだけ慣れてきたのか、飼育スタッフがケージの前を通っても怖がって威嚇することはほぼ無くなりました。

ですが給餌をして触るという動作を繰り返していたものの、まだ手が怖いのか触ろうとすると少し威嚇をしてきます。そ

こで、餌をあげるタイミングを見計らって徐々に手を近づけていくのはどうだろう、と思い何日か続けて実践をしてみました。

餌に集中している間に手を近づけていき、前脚の前まで手を持っていくと、

少しですが触れることが出来ました!触りながら指を動かしてみたり、撫でてみたりしましたが気にする様子はありません。

餌が目の前にある間は手が近づいていても問題なさそうでした。

後は餌が無い状態で手を近づけても気にしない様になってくれればいいなと思います。

 

飼育スタッフ 橋口

2022年10月02日

富士山初冠雪?!

先日、富士山が例年よりも2日早く初冠雪を観測したというニュースを見ました。

私は通勤途中に富士山を横目で見ながら運転するのが好きなのですが、

毎年初冠雪の日は思わず車を止めて写真を撮ってしまいます。

積もった雪は一昨日の暑さで溶けてました…

水族館では、富士山の湧水を地下30mからくみ上げて飼育水として使っています。

富士山の湧水は透明度が高いので、横見水槽や二重回遊水槽では水の綺麗さをより感じて頂けると思います。

朝日が入るととても綺麗です

また、水族館の近くの橋からも富士山を見る事が出来るので、お越しの際にご覧ください。

飼育スタッフ 西中

2022年10月01日

秋の気配

10月に入り、忍野村では空気がひんやりしてきて気持ちのいい日が続いています。

 

つい先日、館内の見回りをしていたら水族館入り口の通路脇にススキが一本だけ生えているのを見つけました。

 

入口脇に1本だけ生えているススキ

 

「去年はこんなところにあったかな?」と思いながらも、

季節の移ろいを感じました。

 

季節が進めば、さかな公園内でも紅葉が見られるので今から楽しみです。

飼育スタッフ 鷲雄

2022年09月30日

今日のアカハライモリ㉕

バックヤードで飼育している水族館生まれのアカハライモリの幼生が大きく成長してきたため、飼育容器を小さなカップ容器から大きなプラスチックケースへ変更しました。

もう少し成長すると、水中で呼吸するための外鰓(がいさい)が縮んできて上陸できるように変体します。

陸場がないと変体した幼生が溺れてしまう可能性があるので、成長を見極めながらレイアウトを変えていく予定です。

今年の幼生たちはみんな上手に上陸できるでしょうか?

また何か変化がありましたらブログで紹介します。

飼育スタッフ 一見

2022年09月29日

アユの人工採卵

アユの稚魚は「氷魚(ひうお)」と呼ばれ、

鱗が生えそろっていないので体が透き通っていて、

とても美しいです。

 

ですが、「アユ」は年魚とも呼ばれ一年で一生を終える魚で、

また稚魚の期間は短いので稚魚を展示している水族館はほとんどありません。

 

そこで、そんな氷魚を展示するために

先日アユの人工採卵をしました。

 

受精した卵は順調に発生が進み、

本日発眼を確認したのであと約1週間で孵化すると予想しています。

 

産まれてくる稚魚は体が小さいので、

餌に気を付けながら飼育を続けます。

 

飼育スタッフ 山﨑

2022年09月26日

平日限定「お魚のごはん」

水族館の周辺ではキノコや栗を見かけるようになり、

季節がすっかり秋に変わったなという気分になります。

秋の味覚が沢山(^^)

さて、水族館では平日限定イベント「お魚のごはん」を1日先着20組限定で開催しています。

専用のカップに入っている餌を外池の魚たちにあげる事が出来ます。

最近は、外池のそばに立つと「餌はまだか?!」と言わんばかりにニシキゴイ達が集まってきます。

餌くれの圧が凄い…

その中でも、白と黒の体色で鱗が少ない品種「白写りドイツ」と、

赤と白の体色をしている品種「紅白」が近くまで泳いできてくれます。

紅白と白写りドイツ

沢山の品種のニシキゴイが外池にいるので、お気に入りを見つけてみて下さい。

飼育スタッフ 西中