2023年05月04日

特別展「魚の形展」開催中!

4月5日(水)から特別展「魚の形展」が始まりました。

魚の形展はその名の通り、魚の「形」に注目した展示となっています。

 

早く泳ぐことが出来る紡錘形、急な方向転換が得意な側扁形、

水底で待ち伏せすることが得意な縦扁形など、様々な形の魚達を展示しています。

 

いろんな形の魚たちが大集合!

 

解説パネルではそれぞれの形についてどのような特徴があるのかを詳しく解説していますので、

解説を見ながら魚たちを観察すると新しい発見があるかもしれません。

飼育スタッフ 鷲雄

2023年05月02日

5月のマンスリー水槽

5月といえばゴールデンウィークですね。

その大型連休のひとつに“こどもの日(5月5日)”があります。

子どもの成長を祝う日ということにちなんで、エントランスにあるマンスリー水槽で今月から“カヤネズミの子ども”を展示しています。

カヤネズミは生後約2ヶ月で大人とほぼ同じ大きさになるほどとても成長が速い生き物です。

毛が生えはじめたばかりの子どもの毛色はねずみ色ですが、大人になると茶色~こげ茶色に変わります。

そんな変化を観察しながら、この1ヶ月彼らの成長を皆で見守っていきましょう!

飼育スタッフ 一見

2023年05月01日

バックヤードで引き続き

水族館エントランスで4月のマンスリー水槽として

「トウキョウサンショウウオ」を展示していましたが、

月が替わったのでバックヤードにて飼育を続けていきます。

 

卵塊から飼育を続けて、

現在は幼生に前脚が生えてきたところです。

 

バックヤードでは幼生を40匹以上飼育していますが、

容器の数を増やしその中に匹数を分けて飼します。

 

まとめて全部同じ容器にすると、

餌と間違えて他個体の脚に噛みつき怪我につながる事や、

全ての個体に餌が行き届かないことがあります。

 

しっかりと全ての個体が成体になるように、

成長過程に合わせて飼育管理を整えていきたいと思います。

 

飼育スタッフ山﨑

2023年04月29日

ゴールデンウィークイベント情報

先日、さかな公園の入口に大きな「こいのぼり」を設置しました。

スタッフと比べると大きさが分かります。

青や赤、ピンクなど様々な色のこいのぼりが風に乗って空を泳いでいます。

さて、ゴールデンウィーク週間という事で、29日(土)から7日(日)まで毎日イベントを行います。

29日(土)、30日(日)は自分の好きな絵を描いてオリジナル缶バッチを作れるイベント「おさかな缶バッチ」を行います。

また、1日(月)、2日(火)はオリジナルのこいのぼりを作る事が出来る「こいのぼりを作ろう」、

3日(水)から7日(日)は水族館の大人気イベント「エコバックを作ろう」です。

全て水族館1階エレベーター横で行いますので、お気軽にスタッフにお声がけ下さい。

飼育スタッフ 西中

2023年04月28日

水槽の中には

水族館2階企画屋コーナーで開催している特別展「魚の形展」で展示をしている「ロイヤルファロウェラ」の水槽になにやら緑色の野菜が入っている事があります。

これは私たちも良く知っている「小松菜」です。小松菜を食べる生き物は水族館にたくさんいます。リクガメやフトアゴヒゲトカゲなどの爬虫類は野菜を食べるのでよく与えていますが、実はロイヤルファロウェラも大好物です。コケなどを好む草食性の魚ですがコケ以外にもこういった野菜も食べます。

小松菜を湯がいて柔らかくし、水槽に沈めると

すぐに食べ始めました!

しっかり食べて大きくなってほしいですね。

 

飼育スタッフ 橋口

2023年04月27日

芽生える親心

このところ寒暖差の大きい日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私はとても寒がりなので寒い日は身も心もぶるぶる震えております。なので暖かい日はとても元気になります。

 

前回投稿したアカハライモリの幼生に続き、今回は「タイリクバラタナゴ」の仔魚をご紹介します。

 

タナゴの仲間は水底にいる二枚貝類の中に卵を産むのですが、今回は私たちの手で人工授精を行いました。

幼生はぴろぴろ泳ぎ回るので撮影が大変

三日ほどで無事にふ化すると、それから日に日に身体も大きくなり活発に泳ぐ姿に成長を感じずにはいられません。

水草水槽では婚姻色が非常に美しいお父さんタナゴがいますので、ぜひご覧ください

 

飼育スタッフ 川野

2023年04月24日

はじめての繁殖

新人飼育スタッフの伊藤です。

日々の仕事は、はじめてのことばかりで毎日楽しく働いています。

 

そんな作業のひとつ「生物の繁殖管理」を行いました。

日増しに春が濃くなり、気温も水温も上がったことで、繁殖期に入った生物もいます。

そのため、僕たち新人飼育スタッフは2種類の繁殖管理に取り組んでいます。

 

そのうちの一種が「アカハライモリ」です。

数日前から卵の管理をしていましたが、先日ついに卵よりふ化しました。

まだ1㎝ほどで泳ぐことも少なく、特徴的な黒色も赤色もまだありません。

いつ色が出てくるのか今後も観察を続けていきます。

 

アカハライモリ以外にも繁殖管理を新人飼育スタッフで行っているので今後も紹介していきます。

 

飼育スタッフ 伊藤

2023年04月22日

森の中の工作体験。

今週末(4月22日【土】~23日【日】)水族館では、“森の中の工作体験。”というイベントを開催しています。

このイベントでは、木製の生き物のパーツを組み立ててキーホルダーやマグネットを作ることが出来ます。

生き物によって体の造りが異なるので、それぞれどんな構造をしているのか考えながら組み立ててみて下さいね。

このイベントは、水族館1階のエレベーター横で開催しています。

自分好みに着色して世界に一つだけの作品を作ってみましょう!

飼育スタッフ 一見

2023年04月21日

妖精の様にかわいい

エントランスにあるマンスリー水槽では

4月の生き物として「トウキョウサンショウウオ」を展示しています。

 

一般的にサンショウウオと聞くと、

オオサンショウウオのイメージが強いのか体が大きい生き物だとよく勘違いされます。

お客様の様子を見ていると、小さいことに驚かれることがほとんどです。

 

実はサンショウウオのほとんどが全長20㎝以下の体が小さい生き物です。

 

現在はトウキョウサンショウウオの成体と幼生を展示していています。

幼生は更に小さく、全長1㎝ほどしかありません。

 

成体と幼生を同時に展示していますので、

見比べて観察してみて下さい。

 

飼育スタッフ 山﨑

2023年04月20日

パワーアップした顕微鏡

マミズクラゲの連続展示記録2000日目を迎えてから1ヶ月半が経ちました。

2000日目の時は蕾だった桜も今は満開です。

葉っぱもちらっと見えてます。

さて、マミズクラゲの飼育・研究で欠かすことが出来ない道具といえば「顕微鏡」です。

マミズクラゲの雌雄判別や、ポリプの様子を確認するのに使用しています。

今までは少し古い顕微鏡を使っていましたが、今回新しいものにパワーアップしました。

←古い顕微鏡   新しい顕微鏡→

古い顕微鏡はレンズにカメラを近づけて無理やり写真を撮っていましたが、

新しい顕微鏡はモニターが付いていて、写真や動画を撮ることはもちろん、画面上でサイズを測る事も出来ます。

この新しい顕微鏡を使ってマミズクラゲの飼育と研究の幅を広げ、連続展示記録3000日を目指します。

飼育スタッフ 西中