2020年09月12日

きれいなものには毒がある

現在好評開催中の「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」から今回は「コバルトヤドクガエル」をご紹介します。

 

コバルトヤドクガエルは南アメリカに生息し、通称「青い宝石」とも呼ばれるほど鮮やかな青色をしたカエルです。

 

強力な毒をもっていることでも知られていて、きれいな青色は外敵に自分は危険だということを知らせる役割をしています。

 

とてもきれいなこのカエルを実際に見たら、驚くこと間違いなしです。。

名前の通りのコバルトブルー!

飼育スタッフ 鷲雄

2020年09月11日

貴重な15分

先日水族館の周りを歩いていると、

オニヤンマの産卵シーンに出会えることが出来ました。

 

オニヤンマはトンボの中でも最大級に大きくなることから、

このトンボを見た人は「大きい」や「かっこいい」と口をそろえます。

 

目の前で起きている産卵シーンをいざ写真を撮ろうと構えると、

トンボの独特な不規則な動きと動くスピードの早さに、まったくピントが合いませんでした。

 

たくさん生き物の写真を撮りますが、

一番ピントを合わせるのが難しいのがトンボだと思います。

 

しかし、年に一回見れるか見れないかの貴重な約15分間を間近で見れて、

とても嬉しく思います。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年09月10日

ホテイアオイの花

 

先日、水族館バックヤードの外でホテイアオイが花を咲かせていました。

ホテイアオイとは水面に浮かんで生息する南アメリカ原産の水草です。

高い繁殖力を持つため日本を含めた世界各地で問題視されている種ですが、

写真のようにきれいな花をつけるため別名「ウォーターヒヤシンス」とも呼ばれています。

 

ちなみに花言葉は「揺れる心」「恋の悲しみ」です。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年09月08日

マミズクラゲ3年目まであと1日

連続展示記録を更新し続けている「マミズクラゲ」ですが、明日9月9日(水)で展示を開始してからちょうど3年、

そしてあと5日後の9月13日(日)で連続展示記録1100日目を迎えます。

1500日目は2021年10月18日です。

連続展示記録が国内1位になり、そのあと1000日を迎えたのがつい先日のような気もします。

これからも展示を続けられるように飼育と研究に力を入れて頑張っていきます。

飼育スタッフ 西中

 

2020年09月07日

雨でも元気!

水族館のある忍野村では最近、雨が降ったり止んだり不安定な天気が続いています。

外池が見える横見水槽からは、雨水が滴る池の様子を見ることが出来ます。

本日も大雨です。

 

水の中にいる魚たちは、雨が降っていても気にせず元気に泳いでいます。

大雨でもどこ吹く風の魚たち。

 

雨が降ると気持ちが下がってしまう私にとっては魚たちがとてもうらやましいです。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2020年09月07日

ニジマスと秋

外池に泳いでいるニジマスが繁殖のシーズンを迎えています。

 

オスはアゴが変形し、

メスは卵を持つので腹が膨れてくるのが特徴的です。

 

特にこのシーズンに入ると、ニジマスのオスは警戒心が高くなり、

近寄ってきた他のオスを追い払うようになります。

 

ペアが出来て寄り添って泳いでいる姿を見ると、

秋の季節をいち早く感じ取れるような気がします。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年09月05日

ホトケドジョウの成長記録 ~最終章~

以前からお伝えしていたホトケドジョウの繁殖についてですが、生まれてから約3カ月が経ち、3cm程まで成長しました。

 

ここまで大きくなると、大人のホトケドジョウの姿にかなり近くなります。

 

他の魚に比べてお腹がすけているのがホトケドジョウの特徴なのですが、稚魚の頃からもしっかり透明になっていてエサを食べるとお腹がエサの色になります。

大きく育ってね!

 

これからも立派なホトケドジョウに成長するように暖かく見守っていきます。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2020年09月04日

平日の水族館

今年の夏休み期間中も、たくさんの方にお越しいただきました。

8月中は平日も賑わっていた館内ですが、9月に入り仕事や学校が始まると、館内は普段の落ち着いた平日へ戻りました。

静かな館内①
静かな館内②

来館者の方たちが楽しんでいる声であふれる館内も良いですが、水の流れる音が聞こえる静かな館内も素敵です。

水槽の生き物を一匹ずつじっくり観察することもできます。

平日に来館した際は、優雅に泳ぐ魚たちを見ながら静かな館内をゆっくりとお楽しみください。

貸し切り状態の横見水槽

飼育スタッフ 一見

2020年09月03日

よちよちサンショウウオ

 

水族館のバックヤードには展示には出ていない様々な生き物を飼育しています。

このサンショウウオたちは山梨県には生息していない種類で、

バックヤードですくすくと育っています。

クロサンショウウオ
カスミサンショウウオ

まだ上陸したての可愛いサイズなので動きはヨチヨチしているかと思えば、

一人前に餌を自力で捕まえることができます。

生き物が可愛い時期にお世話できるのも飼育スタッフの醍醐味です。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年09月01日

休館日でもスタッフは作業中

今日から9月ということで毎週火曜日は休館日になっています。
誰もいない館内を見ていると夏も終わったのかと少し寂しくなります。
静かな館内です。
お客さんがいないと広く感じます。
さて、久々の休館日ということもあり、大型水槽の掃除や、館内の細かい所の掃除などを行っています。
二重回遊水槽は水換えを行うために、魚がいる状態で水位を下げて換水をしたり、小型水槽を丸洗いしています。
今日は掃除Day!
その他にも、水族館の周りに生えている草や、道に飛び出した枝などを整えたりしています。
開館中はなかなか作業できない事を一気にやってしまう休館日ならではの光景です。
飼育スタッフ 西中