スッポンの陸場を作ろう!①
水族館1階にある「スッポン水槽」には陸場代わりのレンガが入っています。
しかし、朝一にレンガを綺麗に積み上げても昼間にスッポンが動き回り、夕方には崩れてしまいます。
レンガが崩れる事によってスッポンが怪我をしたり、ガラス水槽が割れてしまう可能性があるので、
上に登れる木製の陸場を作り始めました。
丸鋸(まるのこ)で木の板を切った後、腐食防止のためバーナーで焙りました。
あとは切った木の板を組み立てて完成です。
完成したらブログにて紹介します。
飼育スタッフ 西中
デンキナマズ
現在公表開催中の「~帰ってきた変わり者たち~変わり者展2」から、今回は「デンキナマズ」をご紹介します。
デンキナマズはアフリカの川に生息しているナマズの仲間です。
体に「発電器官」があり、エサになる小魚などを電気ショックでしびれさせて捕食します。
デンキナマズは体が大きくなると、最大で約400vの電圧を出すことができます。
現在展示しているデンキナマズは体長10cm程度なので、
まだ電力は弱めですがこれから大きくなってきたら自分の身が心配です。
感電しないように、気を付けて飼育を続けていきます。
飼育スタッフ 鷲雄
ヒメマスの形が変わる
10月になると水族館の周りに生えている樹は紅葉が始まり、
少し
秋はサケ科魚類の産卵が始まるシーズンで
婚姻色の表われや二次性徴が始まり、
サケ科魚類が一番魅力的
ヒメマスは銀色だった体が赤っぽくな
元の姿からだいぶ変わってきました。
メスは成熟
雌が卵を持つようになると、
オスの激しい縄
そんな行動
飼育スタッフ 山﨑
新水槽のレイアウト作製 ②
今回は年末に向けて鋭意作製中の新水槽からレイアウト作製の一部をご紹介します。
10月2日に新水槽レイアウトの紹介がありましたが、その水槽で一緒に使う予定の部分です。
こちらは水槽内に川のような水の流れを作るのが目的で、加工が簡単な断熱材を使っています。
以前紹介したワサビ水槽の土台作りの経験を生かして作製を進めています。
まだ完成にはほど遠いのでイメージしづらいですが、良い物が作れるよう工夫を重ねていきたいと思います。
飼育スタッフ 古根川
人食い魚といえば…
今月のマンスリー水槽は食欲の秋にちなんで「ピラニア・ナッテリー」です。
ピラニアと聞くと人喰い魚のイメージがあると思いますが、
実は臆病な性格なので滅多に人を襲いません。
ですが、興奮状態になったり血の匂いを嗅ぐと、近くにいるピラニアの群れが一斉に襲ってくるという事もあります。
また、三角形の鋭い歯は触っただけでもスパッと切れてしまうので、注意が必要です。
肉食性で魚や昆虫、鳥類などを食べますが、
果実や植物なども食べる食欲旺盛な魚です。
私もピラニア・ナッテリーを見習って秋の美味しいものを沢山食べたいと思います。
飼育スタッフ 西中
今日のアカハライモリ⑱
今年産まれのアカハライモリの幼生たちが先月から少しずつ上陸し始めています。
イモリもオタマジャクシと同じ様に、成長すると陸上で行動できるようになります。
今回は上陸するタイミングが早かったせいか、去年産まれた個体の時よりも一回り体が小さい個体が多くいます。
給餌の際、生き餌のピンヘッドコオロギ(産まれたばかりのコオロギ)を食べられるか不安でしたが、自ら追いかけて食べていたので安心しました。
これからどんどん上陸個体が増えてくるので、少しの変化も見逃さないよう細かい所まで様子を見ていきます。
飼育スタッフ 一見
新水槽のレイアウト作製中
水族館は9/13(月)から営業再開していますが、
開館後も飼育スタッフは新たな展示の作製に取り組んでいます。
私も担当になった展示リニューアルに向けて、色々水槽のレイアウトを作製しています。
まず始めに木材で陸地部分の土台を作り、上から石を張り付けて自然な雰囲気を作っていきます。
この石張り作業がなかなか大変で、
石の大きさや色・形をより本物の自然に近いように組み合わせていく必要があるので、結構頭を使います。
まだまだやることはたくさんありますが、丁寧に仕上げていきたいです。
どんな水槽になるのかは今後お伝えしていきます。
飼育スタッフ 鷲雄
台風対策
本日、台風16号の影響もあって雨と風はかなり強く感じられます
3年前には台風24号の影響で当館がある忍野村の一部で、
38
水槽の温度調節の維持等が大変
とても苦い思い出です。
今回は館外にあるカラーコー
できる限りの
また、
何事もなく明日を迎え
飼育スタッフ 山﨑
オリジナルグッズ~アクリルキーホルダー~
今年の4月25日に森の中の水族館。が開館20周年となったことを記念して、多くのオリジナルグッズを発売していく予定です。
その中から今回は、私のイラストがプリントされたアクリルキーホルダーをご紹介します。
イラストの真ん中には水族館を代表するニジマスが描かれており、カラーバリエーションは白、水色、アンティークグリーンの3種類です。
どこに付けても馴染み、“おしゃれ”を重視したルームキーホルダーをイメージしてデザインしました。
このアクリルキーホルダーは水族館のお土産コーナーにて販売していて、私のイチオシグッズです。
飼育スタッフ 一見
アフリカンロックシュリンプ
前回のブログに引き続き、「~帰ってきた変わり者たち~変わり者展2」の生き物をご紹介します。
今回紹介するのは「アフリカンロックシュリンプ」です。
アフリカンロックシュリンプは西アフリカ原産で、体長8~15cmになる淡水性のエビです。
他の種類のエビとは大きく違った特徴を持っています。
通常ハサミのある部分に細かい毛が生えた扇状の足を持っていて、
その足でプランクトンを濾しとって食べます。
水族館では肉食魚用のエサを粉末にして与えています。
エサを濾しとって食べる姿がとてもかわいいのでぜひ観察してみてください。
飼育スタッフ 鷲雄