2019年05月30日

謎の容器

 

突然ですが、これはいったい何だと思いますか?

市販のタッパーを加工して作っているのですが、

実はこれ「ホトケドジョウの採卵容器」なんです。

 

ホトケドジョウは水草に卵を産み付けるのですが、

メダカの卵のような粘着力はなく、底に落ちてしまいます。

 

また、落ちた卵を親が食べてしまうこともあるので、

それを防ぐためにこのような容器を使います。

 

使い方はとても簡単で、まずネットとネットの間に水草を詰め、水に沈めます。

あとは、卵を産んでくれるのを待つだけです。

産まれた卵はネットの間を通って容器に落ちていきます。

 

果たしてホトケドジョウ達はこの手作り容器に卵を産んでくれるのでしょうか。

今後が楽しみです。

 

飼育スタッフ 古根川

2019年05月28日

エサの時間

水族館のある忍野村では、30度を超えるような暑い日が続いていましたが、

今日は昨日と打って変わって最高気温が20度以下と少し肌寒いです。

 

水族館では「エサの時間」を毎日行っています。

間になると各水槽にいる魚のエサやりを見ることが出来ます。

魚によって与えている餌や大きさが違うので、食べている姿だけではなく、餌にも注目して頂けたらと思います。

魚の状態や状況によって時間が前後する事があります。

飼育スタッフ 西中

2019年05月26日

漢字の勉強

現在水族館では「漢字で見る生き物展」を好評開催中です。

 

今回はその中でもヒトデとナマコをご紹介します。

 

ヒトデとナマコは棘皮動物と呼ばれる仲間で、姿かたちが他の生き物とは大きく違っています。

 

ヒトデは星の形をしていることから漢字で「海星」と書きます。

     星の形をした海星

また、ナマコは形がネズミに似ていることから「海鼠」と書きます。

    ネズミに似ている?海鼠

 

こちらは水槽の様子を写した写真ですが、お互い自分の漢字を知らないので、逆の漢字にへばりついています。

漢字を知っている私たちからすると少しおかしな光景でした。

 

飼育スタッフ 鷲雄

 

2019年05月25日

小さな幸せ

5月半ばに入って、水族館の周りも大分緑が生い茂ってきました。

そんな中、飼育スタッフは毎日水族館の周りに生えている野草を摘みに行っています。

なぜかと言いますと、2階に展示しているギリシャリクガメとフトアゴヒゲトカゲのごはんになるからです。

爬虫類たちに与えている野草は、タンポポの葉やシロツメグサ(クローバー)などです。

タンポポの葉(左)、シロツメグサ(右)

今日もいつもと変わらず野草を摘みに行くと、なんとシロツメグサの中に四葉のクローバーを発見しました。

四葉のクローバー発見!

早速、この小さな幸せを爬虫類たちにおすそ分けしましたが、彼らはおそらく気付いていないでしょう。

今日も元気にモリモリごはんを食べるだけでした。

お食事中~

ごはんが食べられることが彼らにとっての幸せのようです。

2019年05月24日

カエルの大変身 2

 

以前、変態途中の姿をご紹介したナガレタゴガエル達が、無事に変態を終えました。

壁に貼りつく幼体

若干、顔つきがまだ幼いですが、体はしっかり大人のカエルに育っています。

模様もうっすらと

ちなみに、1年前にオタマジャクシからカエルに変態した個体と比べてみました。1年でここまで大きく育ちます。

並べてみました

この先、この子たちが元気に育っていくには、自分の力でエサを捕まえなくてはいけません。

口に入るとても小さなサイズでないと食べられないので、現在はエサ用のショウジョウバエを与えています。

 

それでは、続報をお楽しみに。

 

飼育スタッフ 古根川

2019年05月23日

ビオトープの変化 Part2

毎朝、ビオトープの観察をすることが日課になりました。

 

以前あげたキショウブは

その後いくつか咲き、

今はしぼんでしまいました。

 

 

しかし、ビオトープに新しい生き物が

遊びに来てくれるようになりました。

 

先日は水面を忍者のように歩く「アメンボ」を確認しました。

 

 

実はアメンボには羽があるので、

水溜りや池、ビオトープなど様々な水場を飛び回っています。

 

 

他にも鳥の休憩小屋に用意した餌皿が下に落とされていたりなど、

まだ確認できていない生き物がたくさんいます。

 

今後も、ビオトープに変化があったら

ブログにて発表をしていきます。

 

飼育スタッフ 山﨑

2019年05月21日

私の推し生物

 

現在開催中の企画展「漢字で見る生き物展」では、魚へんの漢字で書かれる生き物や、

飼育スタッフ考案の創作漢字をあてた生き物を展示しています。

今回は、その中で私個人のお気に入りの種類「オーストラリアハイギョ」をご紹介します。

 

オーストラリアハイギョはその名前の通り、オーストラリアにのみ生息する肺を持った魚です。

肺魚の仲間は祖先が約4億年前に出現して、そこから大きく形を変えていない、いわゆる「生きた化石」と言われる種類です。

     これでもまだまだ若い個体

正面から見た時の笑っているような口元や、短い胸鰭を使って水中に立っているような姿は可愛いという言葉を超越して、

言い表す言葉が見つかりません。

     笑っているかの様な正面顔

また元々胃が無い種類なので、食べた物を消化しやすいように咀嚼する珍しい種類です。

エサをモグモグする姿を見ると、思わず食べたいだけ食べさせてあげたくなってしまいます。

 

本当は私の肺魚愛をもっと語りたいところですが、このままいくと収拾がつかなくなるので、今回はこの辺にしておきたいと思います。

この続きは是非水族館で本物を見て確かめてください。

館内で私を呼んでもらえればいつでも魅力を語らせてもらいます。

是非この可愛さを実感してください!

飼育スタッフ 羽生

2019年05月20日

マミズクラゲ展示記録(続報)

マミズクラゲの連続展示記録日本一になってからもうすぐで3ヶ月が経ち、記録も600日を越えました。

今回はそんなマミズクラゲの餌となる「スカシタマミジンコ」についてご紹介します。

マミズクラゲの大きさは1センチ程と小さく、

餌が大きいものや殻の硬いものは口に運んでも、食べなかったり、吐き戻しをしてしまいます

スカシタマミジンコは他のミジンコの仲間に比べて小さく、殻が柔らかい事が特徴なので、しっかり食べてくれます。

真ん中に口と食道、胃があります

これからも日々クラゲに一番合う餌がないかと、様々なプランクトンを試しながら飼育を行い、

展示記録を伸ばせるように頑張ります。

 

飼育スタッフ 西中

2019年05月19日

ニホンスッポン始めました

今年の春から、常設展示に新しい仲間の“ニホンスッポン”が加わりました。

スッポンは、硬い甲羅を持っているカメとは違って甲羅が皮膚に覆われていて柔らかいのが特徴です。

また、鼻がイノシシのように長く出張った形をしています。

今回は、そんなニホンスッポンの給餌風景を紹介したいと思います。

水族館では、スッポンを人に馴らす練習をしていて、普段からピンセットを使って直接スッポンにエサをあげています。

ピンセットで給餌中…

初めの頃は、スッポンが驚いてなかなかピンセットから食べてくれませんでした。

しかし今では、エサの時間に水槽を覗くと、顔を水面から出してこちらを見てエサを待つようにまで人に馴れました。

こちらを見上げるニホンスッポン

エサをおねだりするその様子に毎回ほっこりしています。

ニホンスッポンは、水族館1階の熱帯魚水槽横にて展示しています。

ニホンスッポンの展示水槽

給餌をしているのを見かけた方は、是非食べる姿に癒されてください。

飼育スタッフ 一見

2019年05月18日

水族館の植物たち

水族館では様々な生き物を飼育していますが、水槽の中を覗いてみると生き物だけではなく植物も多く見ることが出来ます。

 

ホトケドジョウの水槽ですが、「マツモ」という水草が植えられています。

水草に捕まってじっとしているホトケドジョウがなんとも可愛らしいです。

こちらは水草水槽です。

中には「ジャイアント・バリス」という背の高い水草が植えられており、メダカやヌマエビの隠れ家になっています。

2階テラスのビオトープには「バイカモ」という水草が植えられています。

流れの強いキレイな川にしか生えておらず、夏になると水上に白い花を咲かせるのが特徴です。

 

 

水族館に来た際は生き物だけではなく、植物にも目を向けると新たな発見があるかもしれません。

 

飼育スタッフ 鷲雄