たまには素早く泳ぐのよ
水族館の一番大きな水槽「二重回遊水槽」では毎週日曜日の11:
それ以外では、
普段は水の流れに逆らって泳いでいるため、止まっている
餌が水槽に入った瞬間、ゆっくりと泳
*魚の状態によっては「エサの時間」
飼育スタッフ 西中
何処までもついていきます(物理的に)。
水族館の外で作業中、ふと自分の制服に何かがくっついているのに気がつきました。
それはヌスビトハギという植物の実で、“ひっつき虫”と呼ばれている植物です。
この“ひっつき虫”と呼ばれている植物の実には、
表面にマジックテープのようなかぎ針状の毛が生えています。
植物の近くを通った動物の体に自分の実をひっかけて遠くに運んでもらおうとする、
とても面白い子孫の残し方をします。
そんな私も、彼らの子孫を残すお手伝いをしてしまったそうです。
このヌスビトハギは、水族館の外池沿いの道に群生しています。
通るときは、くれぐれも服にくっつかないよう気を付けてお進みください。
意外と取り外すのが大変です。
飼育スタッフ 一見
ギャップ萌え?
水族館では、普段あまり動かずじっとしている生き物が多くいます。
あまりに動かないので、お客さんにスル―されてしまうこともしばしばあります。
そんな彼らが、活発に動いてくれる瞬間があります。
それはエサを食べる時です。
今回は、普段あまり動かない生き物の給餌風景をご紹介したいと思います。
まずは日本淡水魚水槽よりカジカとモクズガニです。
カジカは、しっかりと目でエサを確認してから食べています。
モクズガニは、ハサミの形をした前足で器用にエサを掴み口まで運びます。
次は爬虫類コーナーよりギリシャリクガメです。
じっとしている時と打って変わって、勢いよくエサを食べます。
この様に、普段とのギャップを楽しむことが出来るので、
給餌中の飼育スタッフを見かけたら、水槽を覗いてみてください。
飼育スタッフ 一見
パズルとぬり絵で金魚を知ろう!
現在水族館では「金魚のお祭り夏の大金魚展」を好評開催しています。
様々な種類の金魚をご覧頂けますが、それ以外にも金魚に親しんでもらえる工夫をしています。
こちらは「金魚パズル」です。
金魚には尾びれの形・体の形・体の模様の組み合わせによって名前がつけられているので、
その組み合わせごとに紹介しています。
こちらは大金魚展限定ぬり絵です。
実際の金魚を見て同じように塗ったり、自分の好きなように色を塗って楽しむことができます。
この機会に金魚について詳しくなってみてください。
飼育スタッフ 鷲雄
飼育スタッフのオススメ金魚 No.4
現在開催中の特別展「金魚のお祭り 夏の大金魚展」ですが、そろそろ終盤に差し掛かってきました。
今回紹介する種類は「金魚のアイドル」こと「ピンポンパール」です。
異常に丸まった体型で有名ですが、金魚の特徴である尾鰭もキレイに発達します。
また意外と知られていませんが、他の金魚とは異る隆起した鱗を持ち、
それが半分に切った真珠のように見えたことからピンポンパールと呼ばれています。
お客様からの評判はトップクラスで、もし金魚のアイドルグループが結成されれば、センターに立つこと間違いないでしょう。
そんな人気のピンポンパールに会えるのは9月30日(月)までです。優雅でかわいい金魚達をぜひご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
石の下には何がいる!? Part2
上流部に位置する川は幅が狭く、そして流れが速いのが特徴です。
川に流されないように石や溜ま
今回はそのような場所に生息する
川の水がきれいでとても冷た
本種は両生類ですが成体になっても肺
よく見ると指の先に黒っぽい爪
大人になるまでに数年かかるので
幼生の間は川の水の中で小さな水生昆虫などを食べて成長します
この日はたくさんの石をめくると様々な生き物に出会えたので、
飼育スタッフ 山﨑
「アキ」が来た!
9月に入り、日差しも柔らかくなり過ごし易い日が続いています。
忍野村では少しずつ秋の気配を感じるようになりました。
こちらはさかな公園内で見つけた「アキアカネ」というトンボの仲間です。
「赤とんぼ」という名前で広く知られており、
秋になると産卵のために山から平地に下りてきて
田んぼや池の周りで多くのアキアカネを見ることが出来ます。
さかな公園でもたくさんのアキアカネが飛んでいて、秋が来たなと実感しました。
皆さんもさかな公園に訪れた際にはアキアカネだけではなく、たくさんの「秋」を探してみるのも楽しみのひとつですよ。
飼育スタッフ 鷲雄
マミズクラゲ展示記録2年達成
2019年2月25日に連続展示記録を更新したマミズクラゲです
本日(2019年9月9日)で展示を開始してからちょうど2
最近、水族館にマミズクラゲに関する問い合わせ
飼育方法の確立や生態の研究を今ま
展示がずっと続くようにこれからも頑
飼育スタッフ 西中
シンデレラサイズ
水族館の1階にある深みの魚水槽には、“ヒメマス”という魚が泳いでいます。
可愛らしい名前をもつ魚ですが、名前の“ヒメ”は、プリンセスという意味ではありません。
同じ分類の生物と比べて体が小さい種のことを“ヒメ○○”と名付けられることがあります。
このヒメマスも他のマス類と比べて小さく、他のマス類が1m近くまで成長する種が多い中、
大きくなっても30cm前後しか成長しないことから名前に“ヒメ”が付けられました。
ヒメ○○という名前は、魚だけでなく植物や他の生き物にも見られます。
例えば、水族館の外に生えている植物のヒメアザミや、昆虫のヒメスズメバチなどがいます。
もし、名前に“ヒメ”という生き物を見つけたら、
その生き物と同じ種にどれだけ体格差があるのかを調べてみるのも面白いですよ。
飼育スタッフ 一見
無いものは作っちゃおう
水族館では小さな淡水魚、熱帯魚など身近な生き物を多く管理しています。
そのため、ペットショップやホームセンターなどでよく販売している一般的な魚の飼育用品をかなり重宝しています。
ですが、それらは一般家庭に設置できるサイズ(約60cm×45cm×30cmなど)の水槽を基準にしているので、
大きな水槽には使いづらいものが多くあります。
そんな問題を解消するべく、飼育スタッフは手作りの道具に色んな工夫をして大きな水槽でも使えるようにしています。
例えば、このペットボトルを利用したもの。これは底の砂利に詰まった糞などを水と一緒に吸い上げて取り除くための道具です。
これは、手の届かないような深い水槽でも掃除できるように塩ビパイプを柄にしています。
このように、それぞれの水槽に合う工夫を考え、自作するのも飼育スタッフの仕事です。
飼育スタッフ 古根川