一足先に大掃除?
水族館1階に日本産両生類の常設展示がありますが、先日この水槽の清掃をしたので紹介しようと思います。
今回はナガレタゴガエルがいる写真左側の30cmの水槽をまるごとキレイにしていきます。
清掃している間、カエルにはプラケースで少しの間待機してもらいます。
まずは水槽を取り外すのですが、これが意外と大変です。
水槽の裏には濾過槽に続く排水パイプが棚板に穴をあけて繋がっており、水槽を取り出すにはある程度持ち上げないといけません。
水槽には水や岩が入っているので、かなりの重量です。
これを狭い部屋の中で持ち上げるには一苦労です。
なんとか取り出した水槽はバックヤードに運び掃除していきます。
アクリル面のコケ掃除はもちろん、中の砂利、岩のパネルもすべて洗っていきます。
全て洗い終わったところで今回はこの辺で、続きは次回紹介します。
飼育スタッフ 古根川
そこにはピーマンがなる木がありました
先日、遠足できた幼稚園のお子さんたちが、ある生き物を指差して
水族館に野菜のピーマン
水族館1階企画展コーナーに展示している「フタイロネコメガ
身体の色が黄緑なのと、乾燥から身を守るためにワ
後姿が言われてみる
改めて、
飼育スタッフ西中
水草水槽~田植え篇~
最近、水草水槽で新たに田植えをしました。
というのは冗談で、“マツバイ”という水草を新たに植え始めました。
松の葉のような形をした水草ですが、1株がとても少なく、
1束1束間隔をあけて植えないと枯れてしまいます。
とても気の遠くなる作業をして数時間、やっと一角だけ植え終わりました。
すべて植え終わると芝生のように美しく成長します。
水底一面に広がるマツバイの絨毯を目指して
これからも水草水槽の田植えを頑張っていきます!
飼育スタッフ一見
モクズガニ、入れ替えました。
先日、「日本淡水魚水槽」で展示しているモクズガニを大きいサイズの個体と入れ替えました。
大きいサイズの個体は以前の個体より3倍以上大きく、
特徴的なハサミの毛もしっかり生え揃っていてフサフサです。
この大きなハサミはとても力が強く挟まれたらひとたまりもありません。
さらに脱走の達人でもあり、少しの隙間があればそこから足やハサミを入れて脱走してしまいます。
その為水槽のフタの部分をびっしりとテープで張り、フタが押し上げられないように重しを乗せています。
扱いを注意しなければいけない生き物ですが、
こんなに大きい個体はなかなか見られないので、お越しの際は立派なハサミをご覧ください。
飼育スタッフ鷲雄
カワマスの卵 Part1
11月20日(水)に行った県民の日特別イベント「水産業のお仕
お客様にカワマスの人工採卵を体験していただきま
水産養殖業において特に重要だといえる人工採卵の体験と簡
自分たちが食べている水産物を身近に感じても
実際にイベントで行った人工採卵は無事に成功しまし
直径5mmほどの卵で、これから発生が進んでいきます。
ここ
その都度ブログで
飼育スタッフ 山﨑
謎のカエル?
現在、水族館では特別展「世界のカエル大集合!~カエルーワールドカップ~」を開催中です。
今回はその中から「コガタナゾガエル」を紹介します。
このカエルはアフリカ大陸に広く分布している地上性のカエルです。
名前に「ナゾ」とありますが、これは発見された当初は分類がハッキリ分からず、
どのカエルの仲間に含まれるのか決められなかったからです。
この種を含めたナゾガエルの仲間は体から毒を分泌することが知られています。
皮膚に触れただけでも痛みが走ると言われており、取り扱いには注意が必要です。
そんなコガタナゾガエルですが、見た目も若干変わっています。
他のカエルと比べると少し胴体が長いような気がします。
普段はほとんど動きませんが、インパクトある見た目ですのでぜひご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
ホトケドジョウ5ヶ月目
今年の6月頃にホトケドジョウの産卵についてお伝えしてから約半年が経ちましたので改めて今の姿をお伝えします。
体の大きさが約2cmにまで成長して顔も大人のホトケドジョウらしくなってきました。
一時期はエサを食べてくれず痩せてしまったこともありましたが、
エサの種類を変えたらきちんと食べてくれるようになり、
体もホトケドジョウらしい丸っこい体型になりました。
今後も大きく成長できるように丁寧にお世話をしていきます。
また、来年も引き続き繁殖に挑戦していきます。
飼育スタッフ 鷲雄
マミズクラゲ展示記録800日達成!
芸術の秋
前回のブログ“食欲の秋”で紹介したエビフライ型の松ぼっくり、
実はあれから密かに集めていました。
そして沢山集まったエビフライでなんと、リースを作ってしまいました!
甲府市にある、お花屋さんのDolce Vita(ドルチェ・ヴィータ)に作成をお願いした所、
沢山の素敵なエビフライリースが送られて来ました。
ドライフラワーや木の実に加えて、エビフライが違和感なく付いている所が驚きです!
今回作って頂いたリースは、水族館の到る所に飾っているので、
是非見てみて下さい。
素敵な作品を作ってくださったDolce Vitaさん、本当にありがとうございました。
飼育スタッフ一見
アメリカザリガニのカラーチェンジ
水族館1階「日本淡水魚水槽」では「アメリカザリガニ」を展示しています。
先日、朝の見回りの際に水槽を覗いたらなんと体色が青色になっていました。
水槽内に脱皮殻が落ちていたので、脱皮をした際に体色が変わったと思われます。
実はアメリカザリガニは赤い色素をエサから取り入れることで体色を赤く保っています。
普段与えているエサに赤い色素が入っていなかったため、
体色がアメリカザリガニの体液の色である青色に変化してしまいました。
青色のアメリカザリガニもカッコいいですが、
調べたところによると青色になるのは栄養不足のサインでもあるらしいので、
エサを変えてまた赤い立派なアメリカザリガニにしてあげたいと思います。
飼育スタッフ鷲雄