マミズクラゲの新たな試み①
昨日、4月も中旬だというのに雪が降り、水族館の周りはすっかり雪景色になりました。
やっと開き始めた桜のつぼみも雪で覆われ、なんとも不思議な光景です。
水族館のバックヤードにいるマミズクラゲは普段ガラスコップで飼育をしています。
生まれたての時はガラスコップに30匹以上入れても問題ないのですが、
サイズが大きくなるにつれてガラスコップに入れる数を減らしていかないと窮屈になり、成長が止まってしまいます。
しかし、今回稚クラゲが思った以上に生まれたため、
大きなマミズクラゲがガラスコップに収まらなくなってしまいました。
そこで新たな試みとして、一部をガラスコップから少し大きなプラスチックケースに切り替えて飼育を始めました。
プラスチックケースに移したクラゲたちの様子はまたブログにてご紹介します。
飼育スタッフ 西中
水族館DIY~蓋づくり~
水草水槽のバックヤード側には現在、展示側のような水槽の蓋をかぶせていません。
湿気がこもってしまうのと、水槽から突き出ている配管の都合上、
ピッタリな蓋をかぶせることができないのです。
しかし、蓋がないと当然生き物たちが水槽から出てしまいます。
大部分はあらかじめ作ってあった通気性の良い蓋をかぶせてありますが、長さが足りず隙間ができています。
今回はこの隙間分を埋める蓋づくりをしました。
使用したのは、加工のしやすい塩化ビニル板です。
配管の通るところを切り抜いて、隙間をトリカルネットで塞いだものを作ってみました。
生き物が出てきてしまわないか、今後様子を見ていきたいと思います。
飼育スタッフ 一見
今日のアカハライモリ その④
気温が暖かくなってきたせいか、水族館のアカハライモリ達の活動が活発になってきました。
最近の彼らのマイブームは、カエルによじ登ることです。
なぜ他の生き物に登るのかは謎ですが、よく登っている姿を見かけます。
登られているカエルも気にしてない様子がまた面白いです。
たまにカエル同士でよじ登っていることもあるので、
水族館の両生類コーナーでは今、カエルのぼりが流行っているのかもしれません。
飼育スタッフ 一見
水族館から見られる野鳥②
水族館の周りでも「ホーホケキョ」とよく聞こえてきます。
この鳴き声の正体は春を告げる鳥としても有名なウグイスです。
鳴き声が大きいのでよく耳にすると思いますが、
姿を見つけることが難しいです。
体も小さく、ウグイス色の由来でもある体色をしていて、
太陽の光が当たり木の枝の影に隠れると姿を探すのに一苦労です。
お昼休憩の間に撮ったウグイスをぜひご覧ください。
飼育スタッフ 山﨑
オタマのおくち
3月26日のブログで紹介したヤマアカガエルのオタマジャクシですが、順調に成長しています。
外鰓がなくなり、口と眼がはっきり分かるようになりました。
ちなみにオタマジャクシの口は細かな歯が並んで鑢(やすり)のような構造になっており、
この歯を使って餌となる藻類などを削り取って食べています。
また成長したらブログにて紹介するのでお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
ホウネンエビ成長記録
日中の気温が15度を超え過ごしやすい日が続いています。
水族館
さて、3月2日のブログでホウネンエビの卵を乾燥さ
水の中に入れて
今の大きさは約3ミリととても小さい
エサとなるクロレラを食べて日々成長中です。
木々の芽吹き
4月に入り、ようやく忍野村でも春の訪れを感じるようになりました。
街中では桜が咲き始めていて、さかな公園内の木々も少しずつ芽吹き始めています。
新芽を眺めていると、なぜかホッとした気持ちになりました。
地面をよく見るとタンポポが一足早く花を咲かせていました。
これからたくさんの花が咲いてくれるのが楽しみです。
飼育スタッフ 鷲雄
水も滴るいい水槽
次の企画展へ向けて水槽のレイアウトを練っているのですが、今回は少し凝ったレイアウトに挑戦しています。
イメージとしては、川の水が流木から滴り落ちているような構図です。
色々なところから水が落ちるようにしたいので、ゴムチューブを使って水の出る場所を数か所に分散してみました。
少しはイメージしていた構図に近づきましたが、もう少し水が出る場所の位置を微調整したいと思います。
飼育スタッフ 一見
これぞ淡水魚の魅力 Part2
4月になり暖かい陽気が続いていますが、
中流水槽で泳ぐオイカワ
赤や青、緑、黄色とグラデーションのよ
また、地域によってこのグラデーションも
そして口元を見ると追星もよく分かります。
これからど
色や追星の数に注目していこうと思います
飼育スタッフ 山﨑