きれいなものには毒がある
現在好評開催中の「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」から今回は「コバルトヤドクガエル」をご紹介します。
コバルトヤドクガエルは南アメリカに生息し、通称「青い宝石」とも呼ばれるほど鮮やかな青色をしたカエルです。
強力な毒をもっていることでも知られていて、きれいな青色は外敵に自分は危険だということを知らせる役割をしています。
とてもきれいなこのカエルを実際に見たら、驚くこと間違いなしです。。
飼育スタッフ 鷲雄
貴重な15分
先日水族館の周りを歩いていると、
オニヤンマの産卵シーンに出会えることが出来ました。
オニヤンマはトンボの中でも最大級に大きくなることから、
このトンボを見た人は「大きい」や「かっこいい」と口をそろえます。
目の前で起きている産卵シーンをいざ写真を撮ろうと構えると、
トンボの独特な不規則な動きと動くスピードの早さに、まったくピントが合いませんでした。
たくさん生き物の写真を撮りますが、
一番ピントを合わせるのが難しいのがトンボだと思います。
しかし、年に一回見れるか見れないかの貴重な約15分間を間近で見れて、
とても嬉しく思います。
飼育スタッフ 山﨑
ホテイアオイの花
先日、水族館バックヤードの外でホテイアオイが花を咲かせていました。
ホテイアオイとは水面に浮かんで生息する南アメリカ原産の水草です。
高い繁殖力を持つため日本を含めた世界各地で問題視されている種ですが、
写真のようにきれいな花をつけるため別名「ウォーターヒヤシンス」とも呼ばれています。
ちなみに花言葉は「揺れる心」「恋の悲しみ」です。
飼育スタッフ 古根川
マミズクラゲ3年目まであと1日
連続展示記録を更新し続けている「マミズクラゲ」ですが、明日9月9日(水)で展示を開始してからちょうど3年、
そしてあと5日後の9月13日(日)で連続展示記録1100日目を迎えます。
連続展示記録が国内1位になり、そのあと1000日を迎えたのがつい先日のような気もします。
これからも展示を続けられるように飼育と研究に力を入れて頑張っていきます。
飼育スタッフ 西中
雨でも元気!
水族館のある忍野村では最近、雨が降ったり止んだり不安定な天気が続いています。
外池が見える横見水槽からは、雨水が滴る池の様子を見ることが出来ます。
水の中にいる魚たちは、雨が降っていても気にせず元気に泳いでいます。
雨が降ると気持ちが下がってしまう私にとっては魚たちがとてもうらやましいです。
飼育スタッフ 鷲雄
ニジマスと秋
外池に泳いでいるニジマスが繁殖のシーズンを迎えています。
オスはアゴが変形し、
メスは卵を持つので腹が膨れてくるのが特徴的です。
特にこのシーズンに入ると、ニジマスのオスは警戒心が高くなり、
近寄ってきた他のオスを追い払うようになります。
ペアが出来て寄り添って泳いでいる姿を見ると、
秋の季節をいち早く感じ取れるような気がします。
飼育スタッフ 山﨑
ホトケドジョウの成長記録 ~最終章~
以前からお伝えしていたホトケドジョウの繁殖についてですが、生まれてから約3カ月が経ち、3cm程まで成長しました。
ここまで大きくなると、大人のホトケドジョウの姿にかなり近くなります。
他の魚に比べてお腹がすけているのがホトケドジョウの特徴なのですが、稚魚の頃からもしっかり透明になっていてエサを食べるとお腹がエサの色になります。
これからも立派なホトケドジョウに成長するように暖かく見守っていきます。
飼育スタッフ 鷲雄
平日の水族館
今年の夏休み期間中も、たくさんの方にお越しいただきました。
8月中は平日も賑わっていた館内ですが、9月に入り仕事や学校が始まると、館内は普段の落ち着いた平日へ戻りました。
来館者の方たちが楽しんでいる声であふれる館内も良いですが、水の流れる音が聞こえる静かな館内も素敵です。
水槽の生き物を一匹ずつじっくり観察することもできます。
平日に来館した際は、優雅に泳ぐ魚たちを見ながら静かな館内をゆっくりとお楽しみください。
飼育スタッフ 一見
よちよちサンショウウオ
水族館のバックヤードには展示には出ていない様々な生き物を飼育しています。
このサンショウウオたちは山梨県には生息していない種類で、
バックヤードですくすくと育っています。
まだ上陸したての可愛いサイズなので動きはヨチヨチしているかと思えば、
一人前に餌を自力で捕まえることができます。
生き物が可愛い時期にお世話できるのも飼育スタッフの醍醐味です。
飼育スタッフ 古根川