2020年07月12日

今日のアカハライモリ その⑧

今年の5月に水族館で生まれたアカハライモリの幼生ですが、1か月前に比べて体色が黒っぽくなり成体と同じ色に近づきました。

名前の由来にもなっているお腹の赤い模様はまだ確認できませんが、順調に成長しています。

今はまだシロハライモリ

最近は、赤虫を与えるだけ食べてしまうせいでお腹がパンパンになっています。

むっちり体系な幼生

アカハライモリの死因第一位は“食べ過ぎ”なので、エサを与える量には気を付けないといけません。

これからもアカハライモリの幼生飼育を頑張ります。

飼育スタッフ 一見

2020年07月10日

モンハナシャコの脱皮

水族館のバックヤードで飼育しているモンハナシャコが脱皮しました。

 

甲殻類の仲間は生きているそのままの姿で脱皮をするので、

どんな抜け殻になるか毎回楽しみにしているのですが、今回のモンハナシャコの脱皮殻は今まで自分が見てきた中で一番きれいでした。

安心してください。抜け殻です。

 

また、特徴的な尾扇(びせん)と呼ばれる部分もきれいな色と形を残したまま脱皮してくれました。

扇のような形の尾扇(びせん)

 

きれいな形で保存していつか皆さんにお見せできればいいなと思います。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2020年07月07日

大好きな水生昆虫の飼育④

6月末に生まれたタガメの幼虫は

順調に成長し、既に100匹を超える全ての幼虫が2令になりました。

 

脱皮直後の体色はきれいな黄色をしていて、

時間が経つと徐々に黒色へ変化していきます。

 

脱ぎ捨てられた脱皮殻は、

まさに言葉通りの「もぬけの殻」です。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年07月06日

マミズクラゲ飼育話③

7月2日のブログにて「フラスチュールの分離」をご紹介しました。
今回は「ポリプの換水」について紹介します。
換水は週に2回、ポリプに餌を与えてから約2時間後と翌日に行っています。
丁寧に換水をします
ポリプの餌は「アルテミア幼生」を使用していますが、この餌は海水で育つため、
淡水で満たされているシャーレに入れると2、3時間で死んでしまいます。
餌が死んでしまうと水が悪くなってしまうので、そうなる前に換水を行います。
キレイに換水したつもりでも、シャーレの中にアルテミア幼生が少し残っている場合があるため、
翌日にも同じ作業を行います。
アルテミアを食べてオレンジ色のポリプたち
換水作業は少し大変ですが、
ポリプを元気よく育てるためには欠かせない作業です。
飼育スタッフ 西中
2020年07月05日

飼育スタッフの好きすぎる生き物展(ミニ)

現在開催している特別展示「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」では、飼育スタッフそれぞれが選んだ推し生物を展示しています。

しかし、飼育スタッフが推す生き物はこれだけではありません。

皆様にご紹介したい好きすぎる生き物がまだまだ沢山ある為、今回のマンスリー水槽は「好きすぎる生き物展ミニ」にしてみました。

今月の生き物は、飼育スタッフ一見の推し生き物である「シリケンイモリ」です。

アカハライモリと同じようにお腹が派手な色をしていますが、

背中にも細かい金箔のような模様が散りばめられているのが特徴的な日本固有種のイモリです。

動きはゆっくりしていますが、陸地や水辺をのんびり動き回る姿は見ごたえ抜群です。

水族館のエントランスにて7月いっぱいまで展示していますので、ぜひ時間をかけて観察してみてください。

ハート作成中なシリケンイモリ

飼育スタッフ 一見

2020年07月04日

キャビアじゃなくて私を見て

現在開催中の「おいしい水族館展」から、今回は「シベリアチョウザメ」をご紹介します。

 

シベリアチョウザメは大きさが1m程までしか成長しない、

他のチョウザメ類と比べると小さいサイズのチョウザメです。

水族館で展示しているシロチョウザメやベステルチョウザメと比べると、子どもと思われるほど小さく、とても可愛らしいです。

 

また、高級食材のキャビアとして有名な卵を取るために国内でも養殖されています。

 

見てかわいい、食べておいしい一石二鳥のお魚です。

飼育スタッフ鷲雄

2020年07月03日

田んぼの季節③

最近は、週に2,3回近所の田んぼを覗きに行っています。

 

そんな中、

ここ一週間の田んぼの様子は今までとは少し違いました。

 

4,5月は冬眠から目覚めた水生昆虫の成虫をよく見かけましたが、

現在では多くの幼虫が見られるようになりました。

 

6月の上旬にはゲンゴロウの仲間の交尾が見られたので,

きっとその時期に生まれた幼虫たちが現在姿を見せています。

 

世代交代が起きている現在の田んぼですが、

これも自然豊かな証拠だと思います。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年07月02日

マミズクラゲ飼育話②

6月24日のブログでマミズクラゲのポリプの給餌を紹介しましたが、

今日はポリプの給餌の前に行う「フラスチュールの分離」について紹介します。

ポリプはフラスチュールという自分の分身を排出し、無性生殖で増えていきます。

フラスチュール排出中

 

排出したフラスチュール

ポリプは飼育しているシャーレやプラスチックケースの底に固着しているのですが、

フラスチュールは固着していないので、給餌や換水をすると水で流されてしまいます。

そこで、給餌を行う前に違うシャーレにスポイトを使ってフラスチュールを分離させます。

 

分離させたフラスチュールは約1~2週間でポリプになり、

前回紹介した「アルテミア」を食べて成長します。

地味な作業に見えますが、マミズクラゲを長期で飼育・展示する上で重要な作業のひとつです。

飼育スタッフ 西中

2020年06月30日

オタマジャクシ、○○が生えておったまげ~ part.3

 

6月2日(火)のブログで紹介したヤマアカガエルのオタマジャクシですが、

ついに前脚が生え、顔もかなり変化してきました。

ここまで成長すると徐々に上陸の準備が始まります。

カエルになるまであともう少しです。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年06月28日

ニシキテッポウエビの楽しい貝殻建築

2階の企画展コーナーで展示されているニシキテッポウエビは、優れた建築家です。

水槽の中に散りばめられたサンゴの欠片や貝殻を巧みに積み重ねて、自分の住処をものの数時間で作ってしまいます。

そんなテッポウエビの最近の建造物は、サンゴの隙間に大きな貝殻がねじ込んである斬新なデザインをしています。

作品名「貝殻サンゴハウス」

体よりも大きい貝殻をいったいどうやって組み込ませているのでしょうか。

ニシキテッポウエビの建築技術には毎回驚かされます。

次はどんな建造物が生み出されるのか楽しみです。

一級建築士のニシキテッポウエビ

飼育スタッフ 一見