2020年10月24日

次回の企画展に向けて

現在、次の企画展の準備を着々と進めています。

きれいな水草水槽を展示する予定なので、地道に水草を植えています。

1本1本水草を植えていきます。結構大変。

 

流木の向きや水草の植える位置など、細かいレイアウトを決めていく作業がとても楽しいです。

また、この水槽に魚が入ったらどうなるだろうと、イメージをしながら水槽作りをしています。

レイアウト途中の水槽。

皆様にきれいな水草水槽を見て頂けるよう、レイアウトを考えていきます。

飼育スタッフ 鷲雄

2020年10月23日

まだ夏が味わえる⁉

まだ夏が味わえる!?

 

紅葉が進んで本格的な秋になりました。

しかし、過ぎたはずの夏がさかな公園ではまだ味わえます。

 

10月下旬ですがまだまだ数種類の夏鳥の囀りを楽しむことができます。

 

夏鳥は夏になると南方からやってきて夏を日本で過ごし、

冬になるとまた南方に帰っていきます。

昨年の夏鳥と呼ばれる鳥たちは10月頭から姿を確認できなくなりましたが、

今年はまだ発見できますし、囀りもよく聞こえてきます。

 

気温はとても寒いですが、まだ元気に鳴いている夏鳥たちを探してみてください。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年10月22日

神秘!白いカエル part.2

 

以前から何度か紹介しているアルビノのニホンアマガエルですが、

少し大きめの餌を食べられるようになりました。

餌を見つけると、
パクッ!

身体もまた一回り大きくなっており、着々と成長してくれています。

まもなく展示できるかと思うので、ぜひお楽しみに。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年10月20日

マミズクラゲ飼育話⑧

今日は休館日なので、顕微鏡を使って「マミズクラゲの生殖腺」を観察しています。

生殖腺は有性生殖をするにあたってとても重要な役割をしています。

生殖腺の拡大図

普段は生殖腺を目視で観察しているのですが、

1週間に1回顕微鏡を使うことで、

生殖腺の発達状況や変化をより詳しく観察することができます。

生殖腺のさらに拡大図

動いているものを顕微鏡で見るのは意外と難しいですが、

変化があると嬉しい気持ちになります。

飼育スタッフ 西中

2020年10月18日

まだまだニジマスの繁殖は続く

先月に人口採卵したニジマスの卵は、

受精率と孵化率が共にかなり高く、

全体の9割ほどが無事に餌を食べ始めるまでに成長しました。

 

まだまだ繁殖シーズンは続くので、

次回は全長50㎝を超え、魚体重4㎏を超えるとても立派なニジマスの採卵にチャレンジしたいと思います。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年10月16日

本栖湖の水中⑤

少しずつ季節も秋に変わっていき、

気温も朝晩は12度前後と冷え込むようになりました。

 

しかしまだまだ本栖湖の水中は20度あって暖かく、潜るときはウェットスーツです。

 

この時期から雨が降る度に湖の水温も冷たくなっていきます。

実は、湖の水温は気温だけでなく、雨の影響もとても受けているのです。

 

湖の水中が秋に変わっていく様子が楽しみです。

 

飼育スタッフ 山﨑

2020年10月15日

サソリが2匹に?!

私は「サソリ」という生き物が大好きです。

サソリと聞くと毒があって怖いというイメージがありますが、

見た目がかっこよく、意外と大人しい生き物です。

現在水族館で開催している特別展「飼育スタッフの好きすぎる生き物展」でも「チャグロサソリ」を展示しています。

そのサソリが昨日の午後に脱皮しました。

脱いでます。

 

普段は黒に近い体色をしているのですが、

脱皮したては紫のような色をしていて、足先は白色をしています。

サソリが2匹に!

脱皮殻は何回も見たことがありますが、

実際に脱皮しているところは初めて見ました。

なかなか見ることが出来ない瞬間を間近で見ることができて、

生命の神秘を感じました。

脱皮殻は標本にする予定です。

飼育スタッフ 西中

2020年10月13日

濾過槽のお掃除

 

今日は休館日ということで、開館時にはあまりできない展示両生類水槽の濾過槽の掃除を行いました。

濾過槽

といっても、衣装ケースを使った簡単な濾過槽なのでスムーズに掃除ができます。

中は濾材とウールマット、ポンプがあり、それぞれ洗い終わったものを戻して終了です。

濾材
ウールマット

きれいな水になって両生類たちもおそらく満足していることでしょう。

 

飼育スタッフ 古根川

2020年10月12日

木の実とキノコとエビフライ

水族館の周りに広がる森林で暮らす生き物たちに“食欲の秋”が訪れているようです。

木の根元を見てみると、栗やドングリが落ちていたり、キノコが生えていたりします。

栗とキノコ

駐車場付近には、今年もエビフライ(リスが食べた後の松ぼっくり)が沢山散らばっています。

森の中のエビフライ

今回は、小動物が食べた後のクルミの殻を発見することが出来ました。

真ん中に穴が空いているクルミがネズミの食べ殻、綺麗に真二つに割れているクルミがリスの食べ殻です。

クルミの食べ殻

生き物によってクルミの取り出し方が違うので、食べ殻を見て何の生き物が食べたのかを考察してみるのも面白いかもしれません。

飼育スタッフ 一見

2020年10月11日

カラー魚拓をつくろう!

水族館では、10月17日(土)に館内イベント“水族館で魚拓を作ろう”を開催します。

一般的な魚拓では墨を使って黒一色で作りますが、このイベントでは絵の具を使ってカラー魚拓を作ります。

専用の筆(たんぽ)を使って色を少しずつ載せていくため、頑張って根気強く着色してください。

鯉の魚拓

魚拓を作る前にスタッフが魚について解説を行います。

魚について勉強しながら楽しく魚拓を作ってみましょう。

飼育スタッフ 一見