日照時間とタガメ
タガメの繁殖を初めて3年目になり、
今年も無事に約70~90個ほどを産卵しました。
今年は水槽に取り付けているライトの点灯時間を調節しながら産卵の行動を起こさせるようにしました。
人間も季節によって日の長さを感じるように、
生き物たちも日照時間にかなり影響されます。
基本的には夏は長く、冬は短くといったように調節をします。
今回はタイマー機能を使って2か月先の日照時間を当てるようにして、
すこし季節を先取りしました。
今回の産卵から、
水温変動よりも日照時間で産卵の時期を早くするも遅くするもできることが分かりました。
生まれてくる幼虫のお世話は数が多いのと毎日の換水・給餌が大変です。
水族館の繁忙期である夏の産卵を外すことができれば、
より効率的な飼育業務につながると思いました。
飼育スタッフ 山﨑
20周年限定の年間パスポート
今年の4月25日で水族館が開館20周年を迎えたため、年間パスポートを20周年に合わせて新しくしました。
以前は紙製のカードでしたが、プラスチック製の丈夫なカードに変更し、デザインも一新しました。
実は、年間パスポートの表側のイラストは私が描いたものが採用されました。
テーマは「山梨の生き物」で、森と魚とマミズクラゲを組み合わせて描いていて、森の中の水族館。らしいイラストに出来たと思っています。
この年間パスポートは20周年にあたる今年度限定のデザインとなっていて、1階受付にてお申込みを受け付けています。
ご希望の方は受付にいるスタッフまでお声かけ下さい。
飼育スタッフ 一見
新緑の5月
ゴールデンウィークを過ぎ、水族館のある忍野村では穏やかで温かい天気が続いています。
さかな公園の周りの木々も葉っぱを多くつけ、より一層緑が深まってきました。
水族館2階のウッドデッキにあるビオトープもキショウブが伸びてきて、タンポポやツボスミレの花も咲いていました。
天気の良い日はベンチに座ってビオトープを眺めながら日向ぼっこをするのがおすすめです。
飼育スタッフ 鷲雄
20周年記念特別展パネルとポップ
4月25日(日)から1階企画水槽と2階企画展示コーナーでは開館20周年を記念した「森の中の水族館。20周年記念特別展」を開催しています。
3月15日のブログにてパネルの作成についてご紹介しましたが、今回の特別展で完成したパネルを展示しています。
1階企画水槽のパネルのテーマは「森の中の水族館。の歴史」という事で、過去20年間に何があったのかを書いた年表を作成しました。
2階企画展示コーナーでは過去に行ってきた特別展・企画展で飼育スタッフが特に印象に残った展示を紹介しています。
また、各水槽には、過去にどの特別展・企画展で展示していたのかや、その生き物を見たお客様の反応、
飼育スタッフの一言コメントなどを書いたポップが貼ってあります。
中には6、7年前の展示の内容を思い出しながら書いたものもあります。
何日もかけて作ったパネルとポップなので、生き物だけでなくそちらにも注目していただけたら嬉しいです。
飼育スタッフ 西中
5月のマンスリー水槽
水族館ブログ“今日のアカハライモリ”で度々紹介していたアカハライモリの幼体が、ついに5月のマンスリー水槽で展示デビューを果たしました。
卵から育てて約1年が経ち、展示できるサイズにまで成長できて一安心です。
両生類コーナーにいる成体サイズにまで成長するにはまだまだ時間がかかりますが、これからも飼育を頑張ります。
飼育スタッフ 一見
おいしい水族館より 「オニテナガエビ」
4月25日から開始した新展示「おいしい水族館」では、山梨県の水産業をテーマにしています。
6種類の生物を展示していて、今回はその中から「オニテナガエビ」をご紹介します。
オニテナガエビは成長すると体長30cmを超えるほど大きくなる淡水性のエビです。
東南アジアでは広く食用として養殖されていて、近年では山梨県内でも養殖が開始されました。
大きくて青いハサミがとてもカッコいいエビで展示生物の中でもとくに人気の高い1種です。
今後オニテナガエビが広く流通していけば、巨大エビフライが食べられる日も近いかもしれません。
飼育スタッフ 鷲雄
コンクリートの用水路にミナミメダカ
年間を通して様々な採集を行っていますが
、今回は念願の山梨県産
誰でも名前くら
近年は土地の開発により住処
採集した場
コン
その場所で採集した時は、「まさかこんなところに」と思ってし
貴重なミナミメダカを採集することができましたので
バックヤードで飼育と繁殖を頑張ります。
飼育スタッフ 山﨑
ゴールデンウィークです!
本日4月29日(木)からついにゴールデンウィークがやってきました。
水族館ではゴールデンウィークにあわせて様々なイベントを準備しています。
今日のイベントは「ちぎり絵アクアリウム」です。皆さんとてもすばらしい作品を仕上げています。
4/30~5/1はこいのぼりを作るイベント「こいのぼりを作ろう」を、5/2~5/5は「エコバッグを作ろう」を予定しています。
ぜひお楽しみに。
飼育スタッフ 古根川
森の中の水族館。20周年記念特別展
4月25日(日)から1階企画水槽と2階企画展示コーナーで「森の中の水族館。20周年記念特別展」が始まりました。
昨日、開館20周年を迎えた水族館ですが、開館当初から様々な特別展・企画展を開催してきました。
その数はなんと「115回」。
そのほとんどは飼育スタッフが案を持ち寄って決めたものです。
今回の特別展は過去の展示の中から特に人気だった生き物、印象に残っている生き物を中心に展示しています。
水族館開館20周年記念の特別な展示をお楽しみください。
飼育スタッフ 西中
森の中の水族館。祝20周年!
本日2021年4月25日で水族館は開館20周年を迎えました。
この1年が特別なものになるように、今年度は新しいことを色々と行う予定です。
そのなかで目玉となる20周年に向けて作られた新展示“おいしい水族館”も本日無事にスタートすることが出来ました。
山梨県の水産業をテーマにしたこの展示コーナーでは、生き物の展示だけでなく実物大の富士の介を持てるハンズオンや県内の養殖魚を使った飼育スタッフのオリジナルレシピを紹介しているスペースもあります。
大人から子どもまで楽しめる展示となっていますので、是非ご家族でお楽しみください。
飼育スタッフ 一見