2022年01月06日

新設! 希少魚コーナー

 

1月2日(日)の開館日より、水族館1階にて希少魚コーナーの展示を開始しました。

※一部準備中です。もうしばらくお待ちください。

こちらは山梨県に生息する生き物の中でも、希少性の高い種類を紹介するコーナーです。

展示種は山梨県のレッドデータに登録されている絶滅危惧種などを含めた魚類7種類と藻類1種類です。

今後、展示種の詳しい解説などをしていきたいと思いますので、みなさん是非お楽しみに。

 

飼育スタッフ 古根川

2022年01月03日

丑年から寅年へ

今月のマンスリー水槽は寅年にちなんで「ブラックタイガー(ウシエビ)」です。

東南アジアやオーストラリア、アフリカなど幅広く分布する大型のエビで、

食材として知っている方も多いのではないでしょうか。

今年は丑年から寅年になったという事で、両方の名前を持つこのエビを今年最初のマンスリー水槽に選びました。

 

おせち料理や贈り物として使われるエビは、曲がった腰と長いヒゲから健康長寿の願いが込められています。

また、目が飛び出しているので「目出たし(めでたし)」と言われ縁起が良いものとされています。

縁起物のエビを見て今年も良い1年にしていきましょう。

飼育スタッフ 西中

2022年01月02日

イカ墨で書初め 🦑

今年最初のイラストは、イカ墨で描いた“虎”でした。

”描”初めの虎

水族館では、本日から“イカ墨で書初め”という新春特別イベントを開催しています。

イカの墨には独特の粘りがあり、墨汁に比べて重たい描き心地です。

書き始める前にしっかりとイカ墨をかき混ぜて筆になじませましょう。

今日参加してくれた皆様は、新年の抱負を書いたりイラストを描いたりしてイベントを楽しんでいました。

イカの解説も行っているよ!

“イカ墨で書初め”は、1月2日(日)と3日(月)の2日間開催します。

この機会にイカ墨の書き心地を体験してみてはいかがですか。

飼育スタッフ 一見

2022年01月01日

あけましておめでとうございます

皆様、あけましておめでとうございます。

 

さて、当館は1月1日(土)まで年末年始の休館日で、

1月2日(日)から開館します。

 

日からしばらくは忍野村も最低気温がー10度近くまで下がり、

中の最高気温も5℃までしか上がらないため、

今までよりもさらに路面の凍結に注意が必要です。

 

休館中は新しい希少魚コーナーの展示の作成に加えて、

塗り絵・お絵かきコンテストの参加された皆様の作品を展示しました。

 

入選作品の発表もしてありますので、どうぞご覧ください。

 

2022年も様々な展示の工夫を凝らして、

小さい子から大人まで楽しめる展示を作製していきますので、

応援よろしくお願い致します。

 

飼育スタッフ   山﨑

2021年12月31日

スタッフの皆さん、今年もよく頑張りました!

今日は大晦日です。

水族館の1年を振り返ると新型コロナウィルスの影響で各種イベント中止やお盆シーズンの休館など思い通りにいかないような1年でした。

その代わりに、開館20周年を迎えて「おいしい水族館」の常設展示開始や水生昆虫水槽、甲殻類水槽のリニューアル、

カヤネズミの展示開始など、展示内容のグレードアップに力を入れることができました。

 

新型コロナウィルスが落ち着いたら、ふれあい体験やバックヤードツアーなどのイベントも再開してきたいです。

今年もご来館いただきありがとうございました。

2022年も「森の中の水族館。」をよろしくお願いします。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2021年12月31日

休館中の飼育スタッフは??

水族館周辺は最高気温が氷点下に近い日が続き、

かなり冷え込んでいるので防寒対策をしっかりしながら作業を行っています。

 

さて、水族館は12月28日(火)から1月1日(土)までの年末年始は休館となります。

休館期間の飼育スタッフは新展示の製作や普段できない館内の大掃除、飼育作業など大忙しです。

大きな水槽のレイアウトはかなり大変…

新展示は水槽台や水槽のレイアウトを一から自分たちで作っていくので、

1月2日(日)の開館に向けて間に合うように急ピッチで作業を進めています。

水槽台も自分たちで作ります!

どんな展示コーナーになるのかは今後のブログにて紹介していくのでお楽しみに。

 

飼育スタッフ 西中

 

2021年12月26日

ハンター展

12月8日(水)から水族館では、企画展“ハンター展”を開催しています。

水族館1階の企画展コーナー

この企画展では、生き物が生きていく上で避けては通れない“食べるか食べられるか”という関係の中で、他の生き物を食べる側の“捕食者”に焦点を当てています。

捕食者と言っても、生き物によって捕食方法や狩りの方法は様々です。

展示している生き物がどんな狩りをするのか実際に見て学んでみましょう!

※2022年4月4日(月)まで開催

飼育スタッフ 一見

2021年12月24日

ヒガシヒダサンショウウオ

最低気温が連日マイナス5℃以下ととても寒くなったこの時期に、

ようやくヒガシヒダサンショウウオの成体が観察できるようになりました。

 

普段は伏流水に生息しているので見つけることが出来ませんが、

この12月から2月は産卵の為に小さな細い沢に集まります。

 

石と石の隙間や大きい石の下などに身を隠しているので、

探すときはひたすら石をひっくり返します。

 

数が多くいる種類ではないので1匹でも見つけることが出来れば満足しますが、

この日は気温が7℃で水温8℃程とかなり寒くかったので途中で心が折れるかと思いました。

 

それでも黙々と探し続け、

この日は3時間かけてようやく1匹を見つけることが出来きてよかったです。

 

飼育スタッフ 山﨑

2021年12月23日

大人になっても勉強です。

飼育した事のない生き物を新しく飼育するときは飼育スタッフも事前に勉強します。

飼育温度、エサの種類、水質などを事前に調べておいて新しい生き物を迎え入れます。

インターネットで調べることもありますが、基本的にはその生き物の飼育に関する論文や図鑑を見て情報を集めます。

論文や図鑑で情報収集することが大事です。

 

新しい生き物を迎え入れたら事前に勉強していたことを試行錯誤して飼育をしていきます。

大人になっても勉強は大事だなと常々思います。まだまだ知らないことがたくさんあるので、

勉強を習慣にして新しい知識を身に着けていきたいです。

 

大人になっても日々勉強!

 

飼育スタッフ 鷲雄

2021年12月20日

こないだ居た生き物はどこ…?

12月8日(水)のブログにて展示変更を行ったとお伝えしましたが、

この水槽に展示していた生き物は今どこにいますか?と来館された方からよく聞かれます。

正解は水族館のバックヤードにいます。

水槽がずらり

1階企画展示水槽と2階企画展示コーナーは3、4か月に1回、

飼育スタッフが考えたテーマに合わせて展示変更を行います。

 

テーマが違うと生き物も変わってくるので、

展示変更をする際に水槽にいた生き物はバックヤードに移動させます。

人気だったアオジタトカゲもバックヤードに…

 

テーマに合った企画展や特別展になるとまた水槽に戻ってくる事があるので、

展示が変わった時は生き物のラインナップにも注目して頂けると嬉しいです。

 

飼育スタッフ 西中