満面の笑み
1月2日(水)から1階企画水槽にて、企画展「うわ!騙された!ニセモノ展」を開催しています。
今回はその中から「ヒョウモントカゲモドキ」をご紹介します。
アフガニスタン、パキスタン、インド北西部の岩などが広がる荒野に生息している夜行性のヤモリです。
特徴としては、ヤモリは通常「趾下薄板(しかはくばん)」という壁面へ貼り付くための器官を持っていますが、
ヒョウモントカゲモドキにはそれがないので垂直の壁は登れません。
また、他のヤモリは持っていない「まぶた」を持っています。
瞬きする姿は特に可愛らしいです。
普段は流木の下で寝ていることが多いですが、是非この可愛らしい姿を観察してみてください。
飼育スタッフ 髙部
閉館後の水槽②
飼育スタッフの仕事は来館者の方々がいる昼間だけではなく、
水族館が閉館した後も、大型水槽のお掃除や夜行性の生物に給餌をしたりしています。
作業をしない場所は電気を消すので、夜は開館中では見られない館内の姿を見ることが出来ます。
前回のブログ“閉館後の水槽”でご紹介した2階から撮影した二重回遊水槽を今回は1階から撮影してみました。
奥からの光のみが水槽内を照らしているため、魚と擬木が影になり神秘的な光景が広がっています。
青と黒のコントラストがとても美しい写真を撮ることが出来ました。
またこのような飼育スタッフならではの写真が撮れたらブログでご紹介しますね。
飼育スタッフ 一見
ワカサギ新チャレンジ②
2月15日のブログにて「ワカサギ」の人工採卵についてご紹介しました。
今回はその後の様子をお伝えします。
人工採卵した卵は順調に成長し、卵の中に魚の形がはっきりと分かるようになりました。
時々卵の中で動く様子も見る事が出来ます。

ワカサギの卵は「付着卵」と言って、名前の通り孵化するまで石や藻、水草に付着して流されないようになっています。
そのため、シャーレに卵を付着させて管理を行っています。
しかし、未受精卵や発生の途中で死んでしまった卵などが残っていると、そこからすぐにカビが広がってしまいます。
そのため、小まめにダメな卵を取り除いてカビが生えてないかなどを確認する必要があります。
孵化まであと少しなので、しっかりとお世話をしていきます。
飼育スタッフ 西中
オリジナルぬいぐるみ第3弾
当館の人気オリジナルぬいぐるみシリーズの第3弾が今月から販売開始しました。
今回ぬいぐるみのモデルとなったイラストは、2024年度の年間パスポートの表紙として描いた“イトウ”です。
もちもちの触り心地は過去のシリーズと同じで、色は緑を基調とした水彩風のデザインになっています。
本物のイトウと同じく、ぬいぐるみのイトウも口が大きい所がポイントです。
大きさは第1弾のヤマメと、第2弾のチョウザメの丁度中間ぐらいのサイズにしました。
3種類全て揃えたくなるほど魅力的なぬいぐるみシリーズなので、水族館に来館された際は是非お土産コーナーを覗いてみてくださいね。
飼育スタッフ 一見
ほんのちょっと模様替え その②
希少な生き物水槽で展示している「アユカケ」に引き続き、
水槽内に3種類

テープのよう

「

最後に先の2種とは大

現在、
ワカサギ新チャレンジ
河口湖や山中湖などの富士五湖は「ワカサギ釣り」が出来る湖とし
水族館2階の「おいしい水族館」では飼育スタッフが実
しかし、
そこで、今年は採集したワカ
受精卵の様子はまたブログ
飼育スタッフ 西中
ちょっと模様替え
希少な生き物水槽で展示している「アユカケ」の水槽のレイアウトをほんの少し変えてみました。

水槽全体に大きめの石を加えて、起伏を付けてみました。
生息地の川では、身を隠せるような石がゴロゴロと転がっているような場所に生息しているため、野生下に近い行動が観察できることを期待したレイアウトです。

最近では石と石の間にすっぽりと入り込む様子や石の上に乗り辺りを伺うような行動を目にすることがあります。
山梨県内では絶滅してしまった生き物のため、今ではこのような行動を山梨の川で見ることができないと考えると寂しい気持ちになります。
雪かきとカメ会議
最強寒波の影響で水族館でも寒い日が続いています。
先日は今年初の積雪が降り、私は人生で初めて雪かきをしました。
雪かきを終えて館内に戻ると、
岸辺の魚水槽の「ニホンイシガメ」たちがなにやら会議をしていました。
どんな内容の話し合いをしているのかとても気になりますが、
何か特別な事をやってくれるのかと期待しながら今後も観察していきたいと思います。
飼育スタッフ 髙部