外池を横から見ることが出来る横見水槽では、現在3種類のチョウザメを展示しています。
チョウザメを見たお客様からは「かっこいい!」、「こんな大きな魚がいると思わなかった!」、「チョウザメの卵がキャビアですよね」といった質問を多くいただき、当館でも大人気の魚です。
そんなチョウザメたちについてこのブログで数回に分けて魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
今回は「チョウザメってどんな魚なのか」についてご紹介します。
チョウザメはアジア大陸北部、北アメリカ、ヨーロッパに生息していて、サメに似ているのが大きな特徴です。
しかし、海に住んでいるサメとは全く異なる種類で、サメやエイなどの板鰓類は全身が軟骨のみの「軟骨魚類」ですが、
チョウザメは硬い骨を持つ「硬骨魚類」なので姿は似ていても全く違う生き物です。
世界には全部で27種類のチョウザメがいると言われています。
サメに似ているので海に住んでいると思われがちですが、ほとんどの種類が海と川両方で生活することが出来ます。
今回はこのあたりにして次回のブログでは水族館で展示しているチョウザメについてお伝えしますのでご期待ください。
飼育スタッフ 鷲雄