2024年09月24日
二重回遊水槽見分け方講座④
9月13日(金)のブログにて二重回遊水槽で展示している「ブラウントラウト」と「ニッコウイワナ」の見分け方をご紹介しました。
今回は「富士の介」と「ベステルチョウザメ」の見分け方をご紹介します。
まず富士の介とは、キングサーモンとニジマスを交配させた山梨県オリジナルの養殖魚で、泳いでいる富士の介を見る事が出来るのは全国で当館だけです。
外見はニジマスと見分けが難しいですが、ニジマスよりも体が大きく、模様の黒い点が目立ちます。
また、全てのヒレに黒点があるのも特徴です。
富士の介は二重回遊水槽の内側と外側両方に泳いでいるので見分けてみて下さい。
次に「ベステルチョウザメ」は他の魚とは全く違う姿をしているため見分けが付きやすいと思います。
名前にサメと付けられているので海のサメと同じ仲間かと思われがちですが、姿が似ているだけでサメの仲間ではありません。
また、口の前に4本のヒゲが生えているのも特徴です。
二重回遊水槽には3匹泳いでいるので探してみて下さい。
ブログでお伝えしてきた二重回遊水槽見分け方講座ですが、次回でいよいよ最終回です。
最後に見分ける魚は「ヒメマス」です。お楽しみに。
飼育スタッフ 西中