2024年08月17日
ゲンゴロウ保育園だより その3
7月5日のブログにて、希少生物「ゲンゴロウ」の幼虫の成長ぶりをご紹介しました。
食欲旺盛な幼虫はその後どのように成長したのかというと、丸いプラカップに収まりきらないほどにまで大きく成長しました。
ゲンゴロウの幼虫は孵化をしてから2回の脱皮を経てサナギ、成虫へと変態を遂げます。
最後の脱皮を行った3齢幼虫になると全長7cmと生まれてから3倍以上にもなり、動くもの全てに反応する貪欲な一面がより強くなります。
そして、水中で暮らしていた幼虫は最後の脱皮からしばらくすると成虫になる為に上陸、土の中に潜りサナギに変態します。
この時、上陸場所である土を固くしき詰めてしまうと幼虫が潜れないことがあるため、なるべくふんわりと仕上がるように入れます。
現在は10匹の幼虫が上陸し、本日最初の一匹がサナギになりました。
ここから2~3週間ほどは土の中で過ごします。無事に羽化し、再会できる日が楽しみで仕方ありません。