2021年08月23日

夏休みの自由研究②

8月19日(木)のブログにて「夏休みの自由研究の質問」についてお答えしました。

今回もよくある「外来種の展示や飼育には許可が必要ですか?」という質問に答えていこうと思います。

特定外来生物に指定されている生物に関しては外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に基づいて

「飼育」や「運搬」などを行うには環境省と農林水産省の許可が必要です。

また、特定外来生物が法律で規制されているのは生きているものに限られますが、

「卵」なども許可が必要な対象です。

当館では「オオクチバス」「ブルーギル」「カダヤシ」の3種類が対象となっており、

許可を得て飼育・展示しています。

どんな生き物が特定外来生物なのか調べてみよう!

この3種類を水族館で飼育・展示する事によって特定外来生物とはなにか、

どんな問題があるのか、なぜ野生に放してはいけないか、などを考えるきっかけになればと思います。

*特定外来生物を販売目的や観賞目的で新たに購入・捕獲・飼育する事は認められていません。

飼育スタッフ 西中