2021年08月22日

謎の稚魚の正体は…?

水草水槽の定期メンテナンス中、展示側からは見えない給水パイプのある

小さな空間に見慣れない小魚が沢山泳いでいました。

メダカにしては平べったく、背ビレには黒点があるのでタナゴの稚魚だと思われます。

タナゴの稚魚がいっぱい

どうやら水草水槽で展示しているタイリクバラタナゴが繁殖したようです。

タナゴの仲間は二枚貝に卵を産み付ける習性があり、

水槽では大きなヌマガイも一緒に展示しているので、タナゴの繁殖に適した環境になっています。

ただし産まれたばかりの稚魚を捕食する生き物も水槽内には沢山いるため、成体まで成長するのは通常1、2匹程でした。

今回多くの稚魚たちが生き残れたのは、給水パイプの空間に捕食者が入ってこない安全な場所があったからなのでしょう。

給水パイプの空間(バックヤード側)

飼育スタッフ 一見