大きな水槽の掃除①
水族館には「深みの魚水槽」という水槽があります。
この水槽は山
中にはヒメマスやコイ、
今回はこの水槽の掃除を紹介しま
魚たちを水槽に入れたまま掃除を行うので、
人の膝丈ほどまで水を減らして水槽の中に入り
水槽や擬岩、擬木に付いた汚れなどをデッキブラシやスポンジな
意外と大きな水槽なので、なかなか
終わった後は達成感があります。
これか
日々の掃除やメンテナ
飼育スタッフ 西中
大きくなったら何cm? Part.5
今回も引き続き大きく育つ生き物をご紹介します。
今回の魚は「ギギ」です。あまり聞きなれない魚ですが、前回紹介したナマズの仲間です。
現在展示している個体は約10cmですが、最大で約40cmまで育ちます。
余談ですが、ギギのオス親は巣の中で卵や仔稚魚を保護します。
まだ未成魚ですが大きくなるとイクメンぶりが見られるかもしれません。
飼育スタッフ 古根川
プランツ トリマー
最近、水族館1階にある水草水槽のアゼに生えている植物たちが
調子よく成長してきていて伸び放題になっています。
このままでは、成長した葉っぱの陰になって他の植物たちが枯れたり、
生き物がアゼに登れなくなってしまうので、
今回は植物のトリミング作業(葉っぱを間引くこと)を行いました。
伸びきった葉っぱをちぎり、植物同士がぶつかっている所も不自然にならないよう手を加えてスッキリさせました。
これからも細目に手入れをして、アゼに生い茂っている植物も美しい水草水槽にしていきます。
飼育スタッフ 一見
ニシキテッポウエビ
現在、水族館では企画展「いろんな国大集合!アクアリウムスポーツフェスティバル」が開催中です。
今回はその中から「ニシキテッポウエビ」をご紹介します。
ニシキテッポウエビは暖かい地方の浅い海に住んでいるエビの仲間で、
はさみを「ぱちん!」と鳴らし、その衝撃波で魚を気絶させて食べてしまいます。
その習性から今回の企画展ではスポーツの「射撃」としてニシキテッポウエビを展示しています。
また、穴を掘って巣を作る習性があり、ハゼと共生することでも有名です。
水族館でも巣を作る様子を観察することが出来ます。
一生懸命巣作りしているので、見かけた際は暖かく見守ってあげて下さい。
飼育スタッフ 鷲雄
タガメの成長記録 冬眠編
先日、以前投稿したタガメのブログを見たという
小学生のお客様が水族館にいらっしゃいました。
「あのタガメたちは、今どうなっていますか?」
という質問を受けたので、
現在のタガメがどうなっているかご報告します。
数多くいるタガメは現在「冬眠中」です。
写真のように、一匹に対して1つの部屋になるようにしています。
この容器では水中で冬眠させていますが、
このようにミズゴケの中で冬眠させている個体もいます。
この冬の期間に冬眠をさせて自然界と同じようにすることが、
来春以降の繁殖成功の鍵とも言えます。
冬眠の様子は毎週土曜日開催の「バックヤードツアー」で見ることが出来ますので、
参加した際にはお気楽に質問してみて下さい。
飼育スタッフ 山﨑
なんともいえない可愛いお顔
現在、水族館では企画展「いろんな国大集合!アクアリウムスポー
1階企画水槽では様々な国の名
今回はその中から「
メキシコサンショウウオ
ウーパールーパーという
テレビのCMで知名度が一
日本に流通している個体の殆どは養殖されたものですが
原産地のメキシコでは絶滅の危機に瀕しています。
正面から見る
とても可愛いので是非観察してみてください。
クレヨンの再利用方法を伝授します
水族館のイベントで「おさかなさんを作ろう」があります。
このイベントは白い布にペンやクレヨンを使って絵を描いてオリジナルのおさかなを作ります。
絵を描いていると、小さくなったり、折れてしまい描きづらくなってしまったクレヨンが沢山出るのが悩みの種でした。
なんとかクレヨンを捨てずに再利用することはできないかな。と思い調べてみると、
熱を加えると簡単に溶けると書いてありました。
早速、水族館の倉庫に眠っていたシリコンケースをひっぱり出し、
レンジを使い溶かした後、冷やしながら固めてみたところ、とても可愛いクレヨンになりました。
再利用して作った水族館オリジナルクレヨンは「おさかなさんを作ろう」のイベントで使うことができるので、
イベント参加された際は使ってみてください。
飼育スタッフ 西中
大きくなったら何cm? No.4
今回も引き続き大きく育つ生き物をご紹介します。
今回はしゃくれた顎がチャーミングな「ナマズ」です。
全国の河川で見られる魚で、地震を起こす伝説があるなど、日本では文化的にも有名です。
そんなナマズですが、大きくなると70cmに達します。
口も大きく、ここまで育つと敵なしなので、まさに「主」と言えますね。
最近ではウナギの代わりとして養殖が進められており、注目が集まっています。
展示しているナマズは約15cmのかわいい手のひらサイズなので、ぜひご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
1月のマンスリー水槽
新年あけましておめでとうございます。
今年最初のマンスリー水槽は、年明けということでお正月がテーマです。
その為水槽の中には、年末に頑張って完成させた手作りのミニ門松が飾ってあります。
また、今年の干支は子年ということで今月の生き物には、
“コリドラス”というナマズの仲間を選びました。
ネズミのようにとがった鼻さきに髭が生えていることから漢字で「鼠魚」と書きます。
門松の周りを元気に泳ぎまわり、沢山の福を呼んでもらいたいです。
飼育スタッフ 一見
ニホンヤモリの凄技
水族館では1月2日から企画展「~いろんな国大集合~アクアリウムスポーツフェスティバル」を開催しています。
今回はその中から「ニホンヤモリ」をご紹介します。
ニホンヤモリは日本に生息する爬虫類で、人の家の壁などによく張り付いています。
家に出てくる害虫を食べてくれることから漢字では「家守」と書き、昔から人間との関わりが深い生き物です。
また、足の裏に「趾下薄板(しかはくばん)」と呼ばれる器官があります。
この趾下薄板の表面には1000分の1ミリサイズの毛がたくさん生えていて、
この細かい毛を壁にくっつけることでツルツルなガラス面でも登ることが出来ます。
水族館でも水槽内の壁やフタにくっついている姿を見ることができるので是非ご覧ください。
飼育スタッフ 鷲雄